2010年11月7日日曜日

セガレの幼稚園に付き添う (その3)


セガレの通いだした区立幼稚園は自然がいっぱい。

いろいろな木が生えていて、どんぐりが収穫されていました。

またカメやモルモットなど生き物もたくさん飼育されています。

こういった自然に触れる機会は幼児期にはとても大事だと思います。

(前の幼稚園は自然のものがあまりにも少なかった。)

オオカミと豚のパネルシアターのあと、そのごっこ遊びを皆やりに外へ出て行ったのですが、セガレはついていかず、教室の隅で工作を始めてしまいました。

しあkし担任の先生はそれを許してくれていました。

工作の棚には空き箱や紙切れなど、いつも工作しやすいようにセッティングされていました。

担任の対応ですごいなと思ったのは

・否定は極力しない

・即座にフォロー

・即座にほめる

・室内の視覚支援が充実

・余計なものは室内に置かない

・よく使うもの中央に配置(タオル類)

・考えに柔軟性がある

・セガレがおかしいことをしていて、まわりの子が「ダメだよ」というと、「ダメだよといわなくていいよ」「練習すればちゃんとでできるようになるよ」と違う言葉でフォローしてくれている。


また園の生活がセガレに合っているなと思えるのは

・遊びが中心

・子供の主体性を重んじる

・のびのび

・自然が豊富

・遊び場が広い

・活動の種類が少ない

・対人関係、生活習慣の重視

園の全体的な子供の様子は

・仲がよい

・思いやりがある

・セカセカしていない

・告げ口のようなことをする子はあまりいない

(前の幼稚園ではセガレがおかしいことすると周りの子がすぐ担任にいいつけにいっていた。)

とても雰囲気のよい幼稚園です。

しかし、カミさんの骨折があり、先週は月曜以外は登園できておらず、残念!


Posted by Picasa

学芸祭の舞台発表

 
 
 
 
再来週にひかえた学芸祭の舞台発表は本年、新装となった体育館で行います。

小学部、高等部はグループごとの発表なのですが、中学部だけなぜか。学年ごとの発表になっています。

したがって中学部は様々な発達段階の生徒が混在しています。

そのぶんバラエティーに富んだ発表になるかなと思います。

しかし普段、学年での活動は週1回しかないので、学芸祭10日前ぐらいからのやっつけ仕事になります。

また中3は我が校最大人数に23名です。

グループの発表だと普段の授業の延長でできるのですが・・・
Posted by Picasa

2010年11月5日金曜日

パワポ教材 「小惑星 撃破!」



学芸際に劇発表で使うパワポ教材の試作品です。

もう少しいじる必要あり。
Posted by Picasa

2010年11月3日水曜日

セガレの幼稚園に付き添い その2 (セガレ シフト)

区立幼稚園でのセガレシフトの図

Posted by Picasa

幼稚園での外遊びは9:00から11:00まで。

そのあと教室で体側がはじまりました。

教室の机は普段は隅に片づけられ、椅子は前方の黒板(かホワイトボードだったか?)の方に積み重ねられています。

体側は図のような扇型に椅子が置かれ、それぞれの園児が服を脱ぎ始め体側。

セガレは手がかかるので、扇の中央に椅子が置かれました。

体側の後はパネルシアターがあったのですが、また図のように扇型でセガレが中央に座り、見ていました。

セガレはみんなの中央にいたものの緊張もせず、ずっと座って見ていました。

こういう座り方はカミさんは見ていないとのことで、椅子の配置を先生が考えてくれたようです。

勝手にセガレシフトと名付けます。

この座り方ならセガレも周りが気にならないし、前方にも注意が向けられやすいと思いました。

前の幼稚園のときも一番前に座らされていたのですが、参観のときは離席がひどく、周りの子のことも気になるし、周りの子も注意したりして、とても集中できる配置ではありませんでした。

担任の先生はベテランなのですが、こちらがお渡しした資料も目をよく通してくださっているようです。

考え方も柔軟なすごい先生だなと思います。

学芸祭 教員劇用の 配役絵カード



いよいよ11月後半にある学芸祭発表に向けて動き始めました。

中3は学年全員で不思議の国のアリスをテーマに発表を行います。

昨日は教員劇をやったのですが、衣装もまだ、そろってないので、生徒がわかりやすいように配役の絵カードを作成。

これを首から掛けて演じてもらいました。

なぜか宇宙飛行士や平安貴族たちが登場します。
Posted by Picasa

2010年11月2日火曜日

セガレの幼稚園に付き添う

セガレは昨年から通っていた私立幼稚園を本年の8月いっぱいで退園し、10月から区立幼稚園に通い始めています。

安全管理のため、しばらく親も同伴してほしいとの園の要請で、カミさんがつきそっています。

しかし、先週、ボール遊び中、カミさんが右手の指を骨折。

母親が園まで連れて行くことができない状態に。

今週、月曜は我が勤務校が開校記念日ということで、生徒が登校しないため、年休をいただき、私が幼稚園に付き添うことにしました。


カミさんの話によると、登園して靴を上履きに履き替えるところで、必ずパニックを起こすということで、履き替えるための手順小スケを写真入りで作成していたのですが、見せる前にパニック。

作戦はしょっぱなから粉砕されました。

パニクったら、指示が通らないので、しばらく、ほっとき、落ち着いたら、自分から鞄や手提げ袋類を所定の場所へ。

そのあと、靴も靴箱へしまっていました。

先週、面談で教室に入っていたのですが、教室の様子についてはあまり、気に留めていませんでした。

しかし、今日、じっくり教室の配置を見ると、視覚支援の嵐!

まるで、特別支援学校か、療育機関のようでした。

視覚支援が大事だという話をしようとする前に既に担任の先生が当たり前のように実践なさっていました!

教室の配置もすっきり。

またこの担任の先生は園児への接し方が素晴らしい。

特別支援学校でほとんど過ごしてきた私は健常児の中で特別支援の必要なお子さんを教育してきた経験はほとんど、ありません。

今回は短時間でしたが、とても勉強になりました。

担任の先生の素晴らしさはまた報告します。
                              
積木の種類を視覚支援

ままごとセットを視覚支援

エプロン、衣類等を視覚支援

工作用材料の種類を視覚支援
(いつでも工作しやすいようになっている。)
Posted by Picasa

2010年10月31日日曜日

パワポの表題スライドに小細工

 

パワポ教材「たまごのなかは?」の表題部分のスライドがさびしいので、いろいろなBGM等をいれていみました。

PowerPoint2010になって標準装備のBGMにバリエーションが増え、レゲエやカリブ音楽等もあり、さっそく使ってみました。

この教材は普段の授業が飽きてきたときのスパイスとしてたまに使っています。

Posted by Picasa

2010年10月30日土曜日

bo-symbol gifアニメシンボルで「かけっこ」パワポ教材

 

bo-symbol のgifアニメシンボル「はしる」で「かけっこ」のパワポ教材を作製しました。

はしるBGMはサンプラザの「ランナー」ではベタすぎるのでJBのFUNKにしときました。

動画

Posted by Picasa

2010年10月27日水曜日

逆「個別の教育支援計画」 作製中



「逆ギレ」ならぬ「逆 個別の教育支援計画」を作成中です。

対象はセガレです。

実はセガレは10月から区立幼稚園に転園になりました。

さっそく幼稚園の担任の先生から連絡があり、専門でもあるお父さんと話がしたいとのこと。

前の私立幼稚園では考えられないような言葉をいただき、本日は昼に時間休をいただき面談。

ベテランの先生で以前にも発達障害のお子さんを健常児の中で教えてきた経験をお持ちです。

発達障害児のこともある程度わかってらっしゃる方でとても安心できました。

昼食前であり、短時間の話し合いだったので、こちらから用意した資料をお渡しし、最後に個別の教育支援計画の話を持ち出しました。

個別の支援計画の事は当然ご存じでしたが、まだ具体的に着手はされていないとのことだったので、

「セガレをサンプルにして、ワタクシにひな形を作らせてくだい」とお願いしました。

担任の先生は少々顔がひきつっておられましたが、一応了解してくださいました。
Posted by Picasa

幼稚園・保育園等における手引書『個別の(教育)支援計画』の作成・活用 (「個別の(教育)支援計画」の作成・活用)も差し上げてきました。

この中に山梨、福島、狛江市、世田谷区での就学前機関(幼稚園、保育園、療育機関など)での個別の(教育)支援計画の作成事例が出ています。(なぜか世田谷のが一番ショボイ)

我が校で作っているのは、標準的なのですが、自分としては今一つなので、この本に載っている事例のいいとこどりをして作ろうとしています。

当然これは保護者が主導で作るものではないのですが・・・

2010年10月25日月曜日

実践障害児教育11月号 VOCA特集

 
 

実践障害時教育11月号 VOCAマスターになろう という特集でマイコンキットドットコムの「音声メッセージカードが簡単に作れる超薄型10秒ボイスレコーダーボード」が紹介されていました。

転がしVOCA(コト玉)の中身もこれが入ってます。

私が昨年の年末にアキバで発見し購入したときには、特別支援教育界隈ではほとんど話題になってませんでしたが、今ではマジカルや信州カンファ人脈等で大々的に取り上げられ、ついにこの雑誌にも登場になるとは。
Posted by Picasa

この雑誌のVOCA特集では、「使う人が移動してしまうと、その学校で使う人がいなくなったりする。」ということもあるとか・・・

スイッチ等に比べるとブツさえあれば、簡単に使えるものなので、そんなことがないように願いたいもんです。