2020年7月1日水曜日

振動するスライドスイッチでスーパードームを動かす



キラキラテープを巻いた筒状の部分をスライドさせると振動が起こり、さらにジャックでつないだスーパードームを動かすことができます。

振動するだけでも心地よいフィードバックが起こりますが、電動の玩具を少し離れた位置に置くことによって、「手元だけの振動に目がいってる」だけなのか、それとも「スライドさせたことにより、少し離れた電動玩具が動くことが分かる」のか、児童生徒の実態を知ることができます。

余談ですが、このブログはbloggerを使っています。久しぶりにブログをupしてみたら、youtubeをリンクさせることなく、動画をUpすることができるようになっていました。

とても便利になったものです。





2020年6月30日火曜日

「入れるとスイッチ」に木球を入れスーパードームを動かす


入れるとスイッチは基盤に四つのスイッチがついています。

上から物を落とすとスイッチが作動します。

いろいろなものに応用できます。

物を穴に入れるという活動には①物をつかむ②穴を見て、そこまで手を動かす③手を離す④物がはいっていくところを見る などいろいろな要素が含まれる大事な活動です。





2020年6月29日月曜日

握るスイッチでスーパードームを動かす

これも教材作成アドバイザーさんに作ってもらった握るスイッチです。

黒い部分の中にワイヤーが入っていて、軽い力でも入力することができます。

要望によって太さの種類のバリエーションにも対応してもらえます。




2020年6月28日日曜日

型はめスイッチとスーパードーム


◯の形を丸い枠にはめるスイッチを作製しました。スライドしていれやすいようにガードをつけました。
◯の形には棒をつけたものも作りました。

◯の形が入るとスーパードームが動きます。

これは手で◯の形をつかむのが難しい子のためにつけました。◯の形は△や⬜︎に比べ、どの方向からも入れやすく、形の弁別学習の基礎となります。

スイッチ教材はコミュニケーションを深める大事な教材ですが、教科学習用の教材にスイッチを組み込むことで、楽しいフィードバックを加えることができ、学習意欲を向上させることができます。

特にタブレットでの2次元的な教材が難しい子には立体的で触って分かる教材は重要です。

虹とおひさまの動画を参考にしました。















2020年6月27日土曜日

DropTalk  もともと作ってあるキャンバスを キャンバスリンクさせる 方法

DropTalkのキャンバスに、もともと作ってあるキャンバスをリンクさせる方法があります。

 これを使うとリンク先を簡単に変更することができます。 

朝の会のスケジュールを使い司会進行するときに、給食のメニューにリンクさせることがあります。
しかし、給食のメニューは毎日変わるため、この機能を使うと簡単にリンク先を変更することができます。

リンクするときは、リンクしたいキャンバスをコピーします。 

そしてリンク状態にしたキャンバスにペーストします。

キャンパスに触れるとリンクのタグがでて、小さな〇がでてきます。

 〇と〇をマインドマップのようにリンク先からリンク先へ曲線を指でつなげるようにします。

 ちょっと慣れる必要がありますが、できるようになると便利です。 やり方を動画にして貼ってあります。(動画ではスケジュールキャンバスに、もともとつくってあった「朝の会の歌のキャンバス」をリンクさせ、そのあと、もともとつくってあった「天気四択のキャンバス」をリンクさせています。)










2020年6月26日金曜日

振動する全方向スイッチで玩具(スーパードーム)を動かす




動いている玩具(スーパードーム)も教材作製アドバイザーさんに作ってもらいました。

スーパードームの半球部分を押しても動きますし、動画のように外部スイッチをジャックにつなげて動かすことができます。

またこの玩具自体にジャックで別の玩具に繋ぐとスイッチの代わりになります。

振動する全方向スイッチ



振動する全方向スイッチです。 勤務校の教材作成アドバイザーさんに作っていただいたものです。

棒の中に振動モーターが入っています。

児童生徒さんが眠くて覚醒できてない場合、触れると手元が振動するのでスイッチに気づきやすいです。

ただスイッチ自体が振動するので動かす玩具などに気づかず、スイッチに視線がいってしまう場合があります。

その場合、動かす玩具を本人の視線が届く位置まで近づけてあげると気づきやすくなります。

2019年8月25日日曜日

学びのための発達の最近接領域「障害の重い子どもの発達理解ガイド」より

この7月に出版された
障害の重い子どもの発達理解ガイド」に学びのための発達の最近接領域について述べられている箇所があります。

よく聞く概念なのですが、これに関して図をもとにとても分かりやすく説明されています。

領域A  子どもがひとりでできること

領域B  教師の援助があってできること

領域C  子供がひとりではできないこと

「体験や経験を積み重ねることで領域Aや領域Bは拡大していく。この拡大が子どもが学び、力をみにつけたことを示す。子どもひとりではできないけれど、教師の援助があれば可能になる活動を教師が選択し取り上げることが不可欠である。」

というところがとても大事だなと思いました。

この内容が図で端的に示されていますので、是非ご一読してほしいと思います。

2019年3月17日日曜日

国語・算数「ぐりとぐら」で使った教材


大きな箱は教材としては、とても便利です。

ぐりとぐらのリュックに食材などを入れる教材として使いました。

絵カードと絵カード、具体物と絵カードなどのマッチングができたら、リュックの穴に入れるようにしました。


それぞれの子どもによって、絵のマッチングが課題の子や数量のマッチングが課題の子、マッチングは難しいけど、穴に入れるのは得意な子などのためにいろいろな教材を用意しました。

一番反応がよかったのは平面の絵カードやペープサートよりも、立体的な教材です。
くす玉のおもちゃを玉子に改造したもの、牛乳瓶から紐状の白い中身を引っ張り出すもの、ナイフで切れるバター、小麦粉や砂糖の袋から中身を取り出す教材などです。

実際に触れて操作できる教材は作るのが大変ですが、子どもたちは大好きなのです。









アッカスマートにつける玉子カーの絵

アッカスマートで「ぐりとぐら」

 国語算数「ぐりとぐら」の授業でアッカスマートという支援機器を使いました。

アッカスマートはスイッチで移動できる台車で、車椅子ごとアッカスマートに固定して、外部スイッチを接続すると移動することができます。

運転用のスイッチインターフェイスを接続するとレバーで思う方向に動かすことができます。

動くスピードも子どもの実態に合わせて変えることができます。

方向のコントロールが難しい場合は、床に色テープを貼ると、それをアッカスマートのセンサーが読み取って、テープの方向に進むことができます。

授業ではお話しの最後に玉子カーが出てくるので、それに見立てて、アッカスマートを利用しました。

教室の中に円形にテープを貼って、ぐるりと一周するようにしました。

ビッグマックにはtoy用のスイッチジャックがあり、録音が再生される間、オモチャを動かせることができます。
その機能を利用し、ぐりとぐらの歌を20秒ほど録音しておいて、歌が流れる間アッカスマートが動くように設定しました。
1回スイッチを押しただけで、歌が流れている間、玉子カーが、自動で円周上を走ります。