2021年9月2日木曜日

マインドマップ作成アプリ mindmeister

10年以上前からマインドマップを作るのにmindmanagerを使っていたのですが、昨年あたりからmindmeisterを使うようになりました。


使い勝手はmindmanagerの方がとてもよいのですが、難点は他の端末に同期しにくいということでした。 


mindmeisterはサブスク制で、保存しなくても、スマホ、タブレット、PCに同期して、どの端末で開いても同じマインドマップを見たり、編集できたりします。

これがとても便利で重宝しています。

2021年9月1日水曜日

新型コロナ感染症対策におけるMicrosoftTeamsの活用


 昨年度から、勤務校ではMicrosoftTeamsが導入されています。

コロナが広がりを見せる度に授業参観、保護者会、個別面談などで親の来校が難しくなり、リモート対応することが多くなりました。


また、長期に登校できていない児童生徒にもリモート授業を行っています。


そこで、リモート対応のときにMicrosoftTeamsを使うことが多くなっています。


今まではwifiが使える教室が限られ、使う場合にかなり制限がありましたが、GIGGA構想で、勤務校では全教室にwifiが完備されることになりました。


これからは、かなり使いやすくなります。


今後、行われる学習発表会では発表をLive配信する計画が進んでいます。楽曲を使う場合は著作権なども考慮していく必要があり、勉強しておかないといけません。


コロナはとんでもない悪影響を教育界に及ぼしていますが、教育のICT化においては急加速度で、進んでいかざるをえない状況です。



2021年5月29日土曜日

iOSのPPTをなんでもワイヤレスでスイッチ操作したときの連打の誤作動を防ぐ方法

自立活動を主とする課程での国語・算数の授業でiOSのPPTをスイッチ操作する活動をしています。

なんでもワイヤレスをBluetoothでつないでスイッチ操作をします。

iOSのPPTはキーボードのスペースキーでスライドショーを進めることができます。

ただ、スイッチを連打すると、次々にスライドショーが進んでしまい、うまくいきません。

これを解消できるのが仙台高専のラッチ&タイマーです。連打しても一回のスイッチ入力で反応できます。

動画の
一番目はなんでもワイヤレスで一回だけ押した場合。

二番目は仙台高専ラッチ&タイマーなしでスイッチを連打した場合。(PPTのスライドショーがうまくいかない。自立主の場合、ほとんどの子がこのような押し方をします。)

三番目は仙台高専ラッチ&タイマーありでスイッチを連打した場合。
です。(連打しても一回のスイッチ入力で反応できます。)


















 

2021年5月8日土曜日

教材をその都度アルコール消毒


 授業でさまざまな教材を使いますが、児童が共有して触れる場合、その都度アルコール消毒しています。

なかなか大変な作業です。

先日の国語・算数の授業で「さんびきのやぎのがらがらどん」のお話をしました。

選ぶ学習で、ビッグマックの赤は「トロルと戦う」、緑は「トロルから逃げる」として、選んだ結果、戦うときは「タブレットに触れてトロルをやっつける」、逃げるときは、「車いすをスーッと押してもらって、向こう側の大人に受け取ってもらう」というようにしました。

そういった活動のときも、その都度、タブレットの画面やビッグマックの表面をアルコール消毒しています。

2021年5月1日土曜日

国語算数 さつまのおいもの教材

先日、自立活動を主とする課程の児童の国語・算数の授業で「さつまのおいも」をしました。

お芋を引っぱる学習で使ったのが写真の教材です。

フェルトで作ったおいもに紐とフックがついています。これは、新型コロナ感染症対策で、一つの教材を児童みんなで共有できないため、児童一人ひとりにおいもを渡し、取り外して使えるようにしています。(使用した教材は授業後、必ずアルコール消毒しています。)

それに紐スイッチとピンポンチャイムを取り付け、引っ張ると音が鳴るようにしています。

紐がついているため、おいもを握れない子も紐を手に引っかけて、引っ張ることができていました。またピンポンチャイムはアナログですが、電子音とは違うインパクトが子どもたちにはあるようで、とても反応が良いです。



 

2021年4月30日金曜日

Microsft Teamsを使ったオンライン生配信の授業を行いました。


学校での一斉 授業で,自宅にいる児童とオンラインでつないで、授業を行いました。

使ったのは都立学校に導入されているMicrosoft Teamsです。

教員側で会議設定しておくと、家庭の方で参加ボタンを押せば簡単に参加できます。

使ったICT機器はiPad 1台、appleTV、

iデバイスアジャスタブルユニバーサルアーム1台、大型TV1台になります。


自宅にいる児童がMicrosoft Teams に映る姿を、ミラーリングで大型TVに映して、学校にいる児童、教職員が見られるようにしました。

自宅にいる児童の声も聞こえ、オンラインでも一体感のある授業ができました。

2021年4月28日水曜日

先日使った個別学習の教材(振動スライドスイッチと光って回転するスティック)






先日やった個別学習で使った教材です。

写真は振動スライドスイッチに回転する光スティックをつなげたものです。
 
感覚刺激が好きな児童に使ってもらいました。

振動スライドスイッチはもともと好きなのお子さんなのですが、それだけだと振動を楽しむだけになっていたようです。

回転し光るスティックをつなげると、手を動かしながら、光るスティックの方を注視していました。

視線と手の動作が分化していて、とても良いなと思いました。

この振動スライドスイッチは容器の中ににリレーを組み込み、プラグをつないで、玩具を動かせるようにしています。


2021年4月24日土曜日

特別支援学校(肢体不自由教育)における個別学習について


 個別学習は特別支援学校において、とても重要です。


時間としては自立活動の時間、国語・算数の時間などに取り組むことが多いです。


学習グループで、子どもにマンツーマンでつける場合は少ないので、個別学習をやらない子には別の学習を保障する必要があります。


国語・算数の時間で個別学習をやる場合、個別学習をやらない子には、他の教職員が絵本の読み聞かせを行っています。


東京都肢体不自由校の場合は学校介護職員がいますので、読み聞かせは介護職員にお願いする場合があります。(個別学習の指導まで、介護職員に頼むのは難しい場合が多いです。)


自立活動を主とする課程の子どもの場合、障害が重いといわれる子ほど、個別学習は難しく、指導方法や子どもの反応の読み取りなど難しくなります。


教材は2次元(タブレット、プリント、絵、文字など)が通用しないことが多いため、3次元(立体物)の教材を使うことになります。そのため、教材の整理、運搬なども考えていく必要があります。


個別学習の方法も、教員それぞれのやり方があり、指導方法をある程度、学習グループのなかで統一するのか、各教員に任せるのかも考えなければなりません。


個別学習での子どもの様子は教員個人しか見てないわけで、学習成果がエビデンスとして残せるのは動画撮影しかありませんが、毎回やるわけにもいきません。保護者や他の教員と情報共有するにはある程度の指導方法や学習成果の記録のフレームワークを作っておく必要がるかと思います。

2021年3月31日水曜日

Microsoft Teamsを活用したオンライン保護者会













3月初旬、3日間に分けて分散して肢体不自由教育部門の保護者会を行いました。 校舎の中での保護者参加と並行して、Teamsのオンラインの生配信でも参加可能としました。 緊急事態宣言中だったので、会場の教室と開催日を分散しました。 そのため各教室にポケットwifi、全体会用の動画を流すiPad,大型TV,Teams用のiPadが必要でその手配が大変でした。 参加者はTeamsでの参加がほぼ半数でした。 今まで、参加が不可能だった訪問学級の保護者が参加できたことはとてもよいことでした。 全教室にwifiが接続可能となれば、さらにTeamsの活用が進むのになと思います。

2021年3月28日日曜日

大量の教材どうすんのか?

 


教材づくりが大好きな私。

作った教材が大量になってきました。

教材作ってなんぼの特別支援学校教員だと思います。

最近、教材の保管庫になっていた教室の教材を「全部撤去せよ」とのお達しがあり、かなり捨てましたが、まだ段ボール箱20箱以上、残ってます。

2次元の教材(紙、デジタル)が通用しない子への教材は3次元(立体教材)となるため、どうしてもかさばります。

新年度を控え、この20箱を新しい教室に入れ替えねばなりません。


ツワモノの特別支援教員はお金を出して貸倉庫に教材を保管しているということも聞いていますが・・・


教員の世界も時短、生産性をあげよ、校内をきれいにせよ!など、どんどん世知辛くなってると感じます。


若い人には当たり前のことなんでしょうが、昭和どっぷりのおっさんには辛い日々が続きます。