先日、学習支援アドバイザーに入ってもらい、担当児童と個別学習をしました。,
なかなか個別学習を45分間やり続けることな重度重複学級ではなかなか難しい、というか
いままでそんなに長くやったことはありません。
しかもアドバイザーにずっと見られっぱなしというのは、集団授業よりもかなり緊張します。
この個別学習ではiPadを主に使用しました。
自分の受け持っている学級は抱っこで気持ちが安定する子が多いので、最初は抱っこしながら手遊び。
3年、現場を離れていたので、なかなかよい手遊び歌が思いつかず、
わお!てあそび うた プレイヤー28のfreeバージョン
の「このゆびパパ」に合わせて指を伸ばす遊び をしました。
そのあとは抱っこしたままま、「紐スイッチにオーボールをつけたもの」と「ラッチ&タイマー」「スモールワールドの曲が出る教材(教材製作アドバイザーの教材を借用)」を連結したものを使用。
紐スイッチを随意の力では引っ張るのが難しい場合、オーボールを児童の指にひっかけてあげて、スイッチON/OFFは大人が教材の方を引っ張って入れてあげます。(抱っこしているので教員は片手でしか操作できません。)
スモールワールドの曲に合わせて歌いながら抱っこで揺らし遊び。
曲が終わると揺れを止めます。
それを繰り返してラッチ&タイマーで曲の長さを少しずつ長くしたり、時間の変化をつける。
その中でいろいろな表情が出てきます。
表情が出たらたくさんほめます。
自分でスイッチを押すことが難しかったり、スイッチの因果関係が分からなかったりする 場合にはこういった使い方もあるのではないでしょうか?
そのあとは車椅子にすわってもらいiPadに触れてもらいました。
やはり自分では手が届かないし、動かせない場合は大人がiPadを子どもの手に触れさせます。
手が顔の方まで動かせない場合、子どもは画面は見えませんが、音だけでも楽しむことができます。
使ったアプリは
iLoveFireworks Lite/打ち上げ花火
Cause and Effect Sensory Sound Box
を使用しました。
学習アドバイザーからは目で見させるのも大事なので、手元でスイッチ操作してiPadの画面は目で見える位置にもっていた方がよいとのアドバスを受けました。
その場合はiPadタッチャーがよいなと思いました。(できiPadだと感覚あそび系アプリは使えなかったような・・・)
直接触れて音を聞くのも、スイッチを押しながら画面を見るのも、どちらも継続していこうかなと思います。