ラベル センター的機能 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル センター的機能 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2012年6月11日月曜日

8月の支援機器公開講座のフライヤー作製中

夏の支援機器に関する公開講座のフライヤーを作製中。

相変わらずセンスがないですが・・・ 

8月8日の午前、午後にやることに決定してます。

魔法のじゅうたん校としてiPadに関することは当然やるとして、今回のウリは視線入力装置my tobiiに関することをやるところです。

午後はスイッチ製作講座をやります。

スイッチ講座に来てもらいたい方々は知的特別支援校、地域の就学前施設、福祉施設の方々をねらっています。

当然、肢体の学校の先生も大歓迎です。 

午前の方は地域の普通小中学校の方に来てもらいたいと思っています。


2011年10月23日日曜日

DO-IT Japan 「障害のある子どもの高校入試を考える」シンポジウムに参加



東大の安田講堂に行って参加してきました。

よく昔の学生運動のビデオとかで見たのより、小さいなという感じでした。

我が校でも中学部の生徒が普通高校を受験することが過去にあったし、セガレのこともあるので、ぜひにと思い、参加しました。

前半は中邑先生や岩淵先生、近藤先生などの話。

後半は上野先生や文科省の方の話など。

海外は米国は障害者の大学生がかなり、しかも発達障害や精神障害の学生がかなり在籍してのに、日本は少なく、障害者の学生というと肢体や視覚聴覚障害の方が多いということで、日本のサポート体制はかなり遅れているということでした。

また入試における合理的配慮という話もあり、別室受験、時間延長は認められつつあるが、問題の代読は認めない例がまだあるとのこと。

ましてや支援機器の使用はなかなか認めてもらえない現状があるそうです。

筋ジスで鉛筆が持てないのに、PCは変換機能がるからダメで、お絵かきソフトで字を描くならOKという大学があったという笑えない話も出ていました。



後半もパネラーが興味深い話をしておられましたが、上野先生の話がもっと聞きたかったです。

日本はまだまだ、社会的な体制や教員の考え方等、柔軟でないことが多いので難しい状況があるようですが、Do-It の方々の活躍に期待したいです。

我が校もそれに関する魔法のふでばこプロジェクトの参加校なので、iPadをはじめとした支援機器の実践事例を近隣の普通校にドンドン発信していく使命がるように思えてなりません。

なんてね
Posted by Picasa

2011年6月26日日曜日

肢体不自由特別支援校での通級指導




免許更新講習対象年齢ということで、昨年は必修講習を受講し、今年は選択講習ということで、この講習を選択。

筑波大学付属桐ヶ丘特別支援での通級学級の指導を学ぶという講習。

昨日行ってまいりました。


午前は授業見学。午後は講義と筆記試験でした。

  肢体不自由校における通級指導というのは
    全国的に少なく一昨年のデータでは小中学校合わせて20名程度。

知的の通級指導はいくらでもありますが、このデータを見ても 肢体不自由校における通級指導というのは希少だということが分かります。

桐ヶ丘特別支援でやっているのは
    通常学級に在籍する肢体不自由児の通級指導です。

  午前は授業見学。
    
書道
      虫という文字の書写
    
    算数
      線対称・点対称
      視覚認知特性を考慮した指導。
     
 パワポとプリントを使って効果的に使っていました。
    
体育
      5分間走行
      風船バレー
      小1〜小6の児童が参加。
  
午後は講義がありました。

    肢体不自由児の通級指導の現状
    
  身体・PT的なことの支援はやっていない
        家庭で他の医療的機関のPTで満足しているので、身体のことの支援等は行っていないというのが意外でした。

      主にはコミュニケーション・認知に関する支援・教科指を行っているということです。

      他には

    通常学級の肢体の子で知的の通級に通う例もある。
(肢体の子でもADHDやLDの特性を持つ子がいるので)
     
    肢体不自由児の図形認知特性は
   
かなり学力が高い子でも
        脳機能の問題で図形の認知に歪みがあり
          視野が狭かったり
          部分的にしか見えなかったり
        数字の計算はできても
          簡単な図形パズルができなかったりする。ということです。
       
 てだてとしては
          パズルを部分的に隠し注目する部分が拡散しないように
          補助線をひく
    
体育の講義では健常児の中に車いすの子が集団参加するうえでの留意点
      教員がグループを作り、一人だけ車椅子に乗り、風船バレーで実際に体験。
       
        健常児に車椅子の子が混じっての集団参加での安全に留意すること、車いすの子の位置
等を体験的に理解できました。
    
通常学級の肢体不自由児は手は大体使えており、筆記も可能。
 
勉強も普通のペースについていけている。
  
しかし、視覚的認知特性の歪みで、数学の分数・図形でつまづきやすいので、そのへんの配慮が必要だということでした。

 なにか特別な教材などがあるのかと思っていましたが、そうではなく、認知特性や集団参加の仕方等色々な配慮をして通級授業が成り立っていることが分かりました。

2011年6月11日土曜日

8月の対外向け支援機器講座のフライヤー完成

 

8月に我が校で対外向けに支援機器の講座を行います。

対象は学区域内の知的特別支援校、普通小学校、普通中学校、卒後の施設(更生施設・作業所・療育センター等)、できれば、幼保、育成室等にも呼びかけたいと思っています。

案内状は別に作製してあるのですが、やはり視覚に訴えたフライヤーも作ったほうがよいかなと思い、作製。

当然、魔法のふでばこプロジェクトの実践内容を大々的にフィーチャー。
講師をやっていただくのは我が校の情報視聴覚部主任の先生です。

支援機器の講座と午後の製作講座は私がやる予定。

午後の製作講座は希望者制でやります。

このプロジェクトでは我が校のコーディネーターにも大々的に協力していただいており、コーディネーター会議でも宣伝してもらっています。

普通校に在籍する肢体不自由のお子さんの助けのなる情報を提供できれば幸いだと思っています。

また魔法のふでばこプロジェクトも普通級にいるボーダー的なお子さんへの指導で苦慮なさっている先生方によい情報を提供できるかと思っています。

今まで我が校は今一つ特別支教育のセンター校的機能が果たせてなかたのですが、それの第一歩となれるよう頑張りたいです。
Posted by Picasa