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2016年11月28日月曜日

ワンキーマウス用の小型スイッチ作製

うちの学校を卒業し東京コロニーのIT技術者在宅養成講座終了後、在宅就労した卒業生から、「ワンキーマウス用に使っているピルケーススイッチが大きいので、もう少し小さいのがないか」との相談を受けました。

セリアで売ってた四連のピルケースを1個に切断して作製。

オムロンのこのマイクロスイッチは軽い力で入力でき、しかもカチッという音と感触がダイレクトにしてパソコンを操作するような細かいスイッチ操作に有効だなと思いました。

完成品を届けると、とても使いやすいとのことで、よかったです。

2014年12月21日日曜日

パソコン作業(後ろ向き)

このシンボル作成するのに半年以上かかったな

2014年11月16日日曜日

就労移行支援事業所を経て就労した卒業生

先週、昨年度、卒業して就労移行支援事業所に進んだ生徒が企業就労をしたということで、本校に報告に来てくれました。

就労移行支援事業所は2年間、職業訓練をして企業就労を目指す、総合支援法に定められた福祉施設です。

2年のうち就職が早く決まれば、その時点で就労移行は退所になり、企業へ移ることになります。

肢体不自由特別支援学校の場合、就労を目指す生徒の実態が個人によってかなり違いがあります。

肢体不自由特別支援学校の就労を目指す生徒はわりと人とのコミュニケーションに問題はないことが多いのですが、健康状態、移動の手段(車いす、クラッチ)、ADLが自立しているかどうか等様々です。また外出機会が少なかったり、社会的な経験量少なかったりすることも多いです。夢や希望が持っていても、現実的な経験やスキルがそれに見合ってなかったりします。

最近の障害者雇用は知的障害から精神障害が注目されてきているようですが、肢体不自由特別支援学校にいるような生徒の実態はなかなか企業には分かってもらえていないような気がします。

肢体不自由特別支援学校の生徒にマッチングする企業を見つけ出すのは進路専任がだいたい一人しかいない東京都の肢体不自由特別支援学校ではとても難しいと思います。

就職が決まったこの生徒の場合も自分が進路専任のときはなかなかいい企業が見出せず、就労移行支援事業所に行くことになりました。

しかしそこの就労移行支援事業所はすぐに本人にマッチした企業を見つけてくれ入って半年で就職をすることができました。
本人は在学時代パソコンが苦手だったのでそういった仕事は難しいと思っていたのですが、決まった企業はパソコンを使った仕事だそうです。
文字入力ではないパソコンを使った仕事もあるようなんです。本人はパソコンは不得意でしたが、スマホ操作はよくやっており、そのスキルで仕事になるようでした。

就労移行支援事業所にもいろいろなところがありますが、知的障害と精神障害にはノウハウがあっても肢体不自由に詳しいところはなかなかないようです。

今はパソコンを使った在宅就労などの道もあります。

肢体不自由校にとっては卒業後すぐ就労でなはく、ワンクッション置いて就労を目指すという方法は一つの選択しになるのではないかと思います。

その卒業生と1時間ほど懇談しましたが、初めての給料は何に使うの?と聞いてみたら「母親に寿司をごちそう」すると言ってました。
卒業して半年ですが、大人になったなとうれしく思いました。

2014年7月29日火曜日

障害者総合支援法

H25年4月1日施行。

よく数えたらこれで260個目のmoroシンボルだった。

2014年3月23日日曜日

障害基礎年金



国の制度で障害基礎年金(20歳から支給可能)というものがありますが、これは自分(または家庭)から申請しないともらえません。

行政からは一切連絡はきません。

特別支援学校出身者は概ね、自分の所属する自治体の役所に連絡をすればよいと思います。(年金を担当する部署は福祉課ではありませんが、どこに連絡すればよいかは福祉課でも教えてくれるでしょう。)

20歳が近づいたら、所定の場所に連絡をして書類を提出する必要があります。

1級だと月約8万円

2級だと月約6万円

ただし年金の等級を決める基準はは身障手帳の等級や療育手帳の度数とは関係ありません。

先日、20歳をとっくに超えた卒業生と保護者に会う機会があり、この話をしたら、まだ手続きしてませんでした。

心当たりのある方はすぐ電話をいれませう!


2014年3月22日土曜日

スクールバス通学と自主通学

ここで言いたいのは当然、特別支援学校における通学に関してです。

特別支援学校では中学部まではスクールバスが使用できます。

知的の場合は高等部に上がると自主通学が難しい場合を除いて、スクールバスに乗らないことが基本だったと思います。

肢体不自由校では車椅子の子どもが多いので、高等部でも、希望すれば全員、スクールバスに乗れます。

しかし、これをキャリア的な視点で考えると、バス通学に頼ってしまうと、在学時は便利なのですが、卒業後の自立には大きな壁となります。

卒後は生活介護と重心施設しか基本、バスの送迎はありません。

自立支援法以前に作業所と言われた現在の就労継続支援B型は送迎は出ませんし、送迎車両を出せるほどの補助金は行政からは出ません。

知的の方は大方のひとが就労継続Bや企業を目指すので、そういうご家庭は早いうちからバス降りた方がよいです。

肢体に目を転じると、小さい頃から、周りに守られ過ぎて、一人で通う力があるのに中、高になってもスクールバスを使っていることが見られます。

肢体の場合、バスに乗るときは運転手にスロープを出してもらい、また車椅子用のスペースの席に座ってる方には立ってもらい、イスをしまってもらって、そのスペースに車椅子を固定してもらいます。その分、時間を他の人に待ってもらう必要があります。

また電者では都内ではほとんどの駅でエレベーターがつきましたが、電車に乗り込むときはやはり、駅員さんに来てもらってスロープを出してもらわねばなりません。

朝夕のラッシュ時には駅員さんも忙しく、来るのに何十分も待たされることもあります。

そう考えると、知的よりも肢体の子どもの方が自主通学までにかなりスキルが必要になります。

大変なことではありますが、これを毎日、在学時に経験しておけば、かなりの力が身に付きます。

就労支援施設や企業を目指すご家庭は、早い時期にこういったことも考えていく必要があると思います。

2014年3月2日日曜日

全校保護者進路説明会PPT

全校の保護者向けに進路説明会を行いました。

重心施設でない生活介護施設で医療的ケアがどのように進んでいくかが、どの区でも焦点になってきています。

東京の重心施設は定員がどこもいっぱいになっていきていて、週5日利用できなくなってきているところもあります。

そのような現状でも、都は新たに重心施設を作るは作る予定はないといっています。

地域の生活介護で医ケアが進むのはいいことですが、生活介護では無理がある重度の医ケアの方がこれからも増える傾向があるので、重心施設を作らないわけにはいかないと思うのですが。

まあ重心施設を作るには莫大な予算がかかるので簡単にはいかないのはわかるのですが。


2014年1月28日火曜日

書籍「知的障害特別支援学校のキャリア教育の手引き」の中の肢体不自由重度重複児の実践

書籍の名前の通り、ほとんどの実践事例が知的特別支援学校のものですが、中に一つだけ島根県立石見養護学校の渡部先生の実践事例”重度・重複児の『願い』を大切にした「選択する力」の獲得を目指した取組み”というのが載っています。
これは重度重複障害のある肢体不自由の生徒のキャリア教育についての実践事例です。

ここで登場する生徒さんは自分で選択するということが難しく、表出言語での意思表出も難しい実態があったそうです。

そこで、本人の好きなもの(ここでは甘いスイーツ)を買いに行くことを通して選択する機会を持つこと。買いに行く曜日、時間を決め、スケジュール化する。
6か月間の活動を通し、最初は2つの商品と比べてもなかなか目がいかなかったようですが、続けていくうちに2つのスイーツを見比べるようになり、表情で選択できるようになってきたそうです。

好きなスイーツが選択でるようになると、少しずつ、他の場面でも選択する場面が見られてきたとのこと(外出を表すスイッチ押しと足湯を選択させると悩みながらも、足でスイッチに触れた。待つこと10分)。

選択することで自分の意思が相手に伝わるのが分かり、それが自信になったのか、他の場面でも選択することが徐々に増えっていたとのこと。

選択することが主体的に生きることの第一歩ということ。キャリア形成の原点ということを教えていただいた実践だと読んで思いました。

石見養護学校の渡部先生は知的障害の職業教育等の実践が多いキャリア教育の中でも、重度重複の肢体不自由の実践を重ねておられ、全国のキャリア教育研究で中心的に頑張っておられます。

先日の魔法プロジェクト実践報告の重度重複障害肢体不自由児のOAKの実践報告の後、中邑先生がiPadやOAK等の支援機器でその子のコミュニケーション能力が分かったとして、大事なのはその次にどうなのか?だとおっしゃっていましたが、その子がその力を他の場面に応用したり、広げていき、主体的に生きる力を身に着けていくよう促していいくのが大事だと思いますし、それがキャリア教育なのではないかな。

2013年10月6日日曜日

在宅就労に関しての教員向け研修会(ワンキーマウスで ノートパソコンをスイッチ操作)

在宅就労に関しては徐々に就労環境がよくなってきているようです。

今年度1学期には在宅就労の特例子会社を学校に招いて進路講話会を行いました。

夏休み中は別の大手通信企業の在宅雇用に特化した特例子会社の企業見学をさせてもらいました。


どちらの会社も単純な入力作業だけではなく、webデザインやホームページの作成、更新等が主な仕事のため、支援学校新卒での採用は厳しいものがあります。

そのため、様々な訓練機関があります。

東京都では一つIT技術者在宅養成講座

二つ目は東京都しごと財団がやっている障害者委託訓練事業のeラーニングコースがあります

先日は肢体不自由の進路の教員向けの在宅就労の研修会ありました。

そこで、本校の卒業生で在宅雇用に向けての技術を現在、eラーニングで身につけている方の実践発表がありました。

とてもよい発表でした。

指導員の方も定期的に自宅に訪問してweb理論のスキルを教えてくれているそうです。

その方は最近ワンキーマウスを使い始め、かなり入力速度が上がったようです。

ワンキーマウスは外部スイッチを接続してスイッチを押すタイミングでカーソルを縦、横、斜めの8方向に動かすことができ、キーボードを打てない人でもスクリーンキーボードで文字入力することができます。

当日の発表でもワンキーマウスでページ移動などを行っていました。

私の作ったマウス型のスイッチも使ってくれているようです。

将来の夢に対しての決意もしっかり話していて、とても頼もしかったです。

2013年10月5日土曜日

キャリア教育の充実と障害者雇用のこれから

キャリア教育の充実と障害者雇用のこれから 

この本実際にかなり使える本です。(企業就労に関して)

企業への実習をお願いするときのアポどりのための会話事例集、あいさつ回りのときの話し方、服装、など参考になります。

特に肢体不自由校では企業就労者が少なく、実習できる企業も少ないので、知的の高等部に比べ、そういったノウハウが蓄積されてない感じです。

また進路の教員も少ないので、大体学校で一人が外回りしいることが多く、9割ぐらいの生徒が福祉施設に進むため、そちらの実習の対応で手いっぱいのところがあり、なかなか企業開拓へまで手が回らないのが現状です。

肢体の場合は生徒を企業に合わせるのでなく、生徒にマッチングした企業を探すのがポイントみたいです。

自分の最近の実感としてはやみくもに企業にTELでアポとるより、メールでアポとったほうが事が進みやすいです。

ある大企業はメールのやりとりだけで、生徒の企業見学までできちゃったこともあります。
この本では結構知ってる教員が執筆しています。ある先生は「最近進路担当を希望する教員がいない」と書いています。学校の外で奮闘するのは本当に大変です。進撃の巨人でいうと調査兵団みたいなもんです。

また企業の方も執筆しており、「仕事で必要な技術は全部入ってから教えるから学校で余計なことは教えるな」みたいなことも書かれています。

なかなか面白かったです。

2013年10月2日水曜日

幕張ワークサンプル(MWS)とiPhoneアプリ常用漢字辞典の合わせ技というほででもないけど・・・



昼の休憩時間に、生徒にPC入力のローマ字打ちの練習をしてもらうことになりました。



世知辛いかもしれませんが、幕張ワークサンプル(MWS)のOA作業版というのを使ってます。

なにせ卒業間近な生徒なもんで時間がありません。

パソコンローマ字表を見ながらキーボードうってます。

人差し指で打ってるところが微笑ましいなんていってはいられません。

結構難しい漢字も出てくるのですが、やはりこういいうときは即効力のあるタブレット、スマホ系アプリがよいので、セガレによく使用するiPhoneアプリ常用漢字辞典を使わせました。

漢字を見ても読み(音読みでも訓読みでもよいが)がわからないと入力できません。



この生徒はiPhoneでないスマホを持っており、iPhone以外でも同じアプリが使えるので、「明日までにfree版をダウンロードせよ」と指示。

自分で漢字を調べながらサクサク入力できるようになってもらいたいもんです。


2013年7月25日木曜日

進路指導と支援機器

進路主任の集まりなどで、ウチの学校の取り組みを話すときに支援機器の話をするのですが、大体そこの部分はスルーされてしまいます。

進路の先生で支援機器に詳しい方はあまりいない感じです。

肢体不自由校ではとくにスイッチやパソコン操作はとても大事なカギを握る場合が多いと思うのですが・・・

準ずる過程の生徒でもちょっとしたスイッチや支援機器を使うだけで劇的に良い方向へ変わる場面をまざまざと見ています。

今まで障害者就労は知的障害中心だったのが、最近は発達障害の方への就労が注目されてるみたいです。

発達障害の方でもタブレットやスマホをうまく使いこなせればとても便利。

キャリア教育と支援機器の関係はもっと学校現場で語られるべきだと思います。

2013年2月17日日曜日

ハンドサッカー大会、無事終わりました。

昨日、駒沢体育館で行われたハンドサッカー大会が無事終了しました。

ハンドサッカー大会に初めて選手の補助として朝の会場準備から閉会式まで参加させてもらいました。

ハンドサッカーは20年以上前から東京都の肢体不自由養護学校の教員の有志でルール作りや運営を行ってきた歴史のある競技です。

すごいところは、ほとんど健常者のように走って動き回れる生徒(肢体不自由校は内部障害だけの生徒も在籍します)から、指先しか動かせない重度障害の生徒まで、出たいという意欲のある生徒は誰でも参加できるところです。

ボールはフィールドプレーでのほとんどはソフトバレーボールが使われます。

しかし、スペシャルシュートというのがあって、そのときは生徒の実体に合わせて、認められれば、どのようなボールを使ってもかまいません。

ボールは直径1mもあるようなバランスボールや巨大なサッカーボール、ボッチャのボール、ソフトボールやテニスボールなど様々です。

またスペシャルシュートの距離も生徒の実態に合わせて設定することができます。

ピッチングマシーンやスイッチなどの支援機器を使うこともOKで、まさに合理的配慮の行き届いたスポーツと言えます。

わが校から出場した生徒もスペシャルシューターとしてピッチングマシーンでシュートする生徒がいました。

その生徒のそばに試合にださせてもらいましたが、実際どのように使っているのか見るのは初めてでした。

ピッチングマシーンは上下の角度や左右の方向が一定であれば、ほぼ同一の飛距離と方向でボールが飛びます。

なので、教員がそれを設置してしまうと意味がなくなります。

試合では生徒自身がピッチングマシーンの向きを口頭で教員に指示。

ピッチングマシーンは台の上に置かれ方向が分かりやすいように長い棒がつけられています。

初回のスペシャルシュートでは生徒が指示した方向の通りにボールが飛び、見事得点を挙げました。

2回目 に廻ってきたとき、生徒が指示を出した方向は教員の私から見るとちょっと初回のときとはずれた方向でした。しかし、そこで口を出してしまえば、明らかにルール違反です。
やはりそのシュートは外れてしまいました。

こういうところで得点できることもあるし、できないこともある。しかしこれが生徒自身の判断で決まるということはとても大事なことではないかと思いました。

他の学校でもボッチャのランプスを使ったり、車椅子に手製のスロープを付けてあったり、投げ方も生徒それぞれ個性があってとても面白かったです。

競技ではしっかり独歩できる生徒が多いところが強いのかと思いきやそうとはいえず、チームワークがしっかりし、障害の重い生徒の特性も生かし切ったチームが強かったように思います。

開会式の話でハンドサッカーは心を育てる競技であり、そのような競技に体罰などあり得ないという話がありました。

本当にそうだなと思いましたし、生徒だけでなく、教員にとっても学ばせてもらえる競技だと思います。

今年から障害者国体のプレ種目となります。この競技が全国に広まるとよいなと思います。

このようなどんな障害の重い人も参加できるスポーツというのは肢体不自由生徒の卒業後の余暇を考えるうえではキャリア教育の大事な要素の一つだと思います。

2013年1月28日月曜日

エコきんちゃく袋

必要にかられ作成。

校内実習用の半券

諸事情により校内実習販売用の半券を作成中。

2013年1月26日土曜日

レジスター

諸事情により校内実習ではレジスターを使うはめに・・・

たぶん私がレジを打つことになるんでしょう・・・

使いこなすのが結構むずかしいんだな。これが。

2013年1月16日水曜日

校内実習事前学習パワポ

校内実習が来月から始まるので、事前学習用のパワポを作成。

本日は午前、実習引率で、午後、事前学習というハードスケジュール。

缶バッジ