一文字の弁別学習がある程度できるようになると二文字の弁別学習に移ります。
一文字の弁別だと正選択肢と誤選択肢が、「は」と「に」、「め」と「う」など、全く関係ない文字の選択になります。
しかし,二文字になると「いす」の「い」と「す」、「はな」の「は」と「な」から選択するので、はめ板に入れる順番を選択するということになります。
したがって、1番目に正解すれば、2番目は一択となり、易しい課題となります。
肢体不自由特別支援学校の教員です。 日々の授業のアイディア気づきなどを綴ってまいります。
一文字の弁別学習がある程度できるようになると二文字の弁別学習に移ります。
一文字の弁別だと正選択肢と誤選択肢が、「は」と「に」、「め」と「う」など、全く関係ない文字の選択になります。
しかし,二文字になると「いす」の「い」と「す」、「はな」の「は」と「な」から選択するので、はめ板に入れる順番を選択するということになります。
したがって、1番目に正解すれば、2番目は一択となり、易しい課題となります。
iPadタッチャーなどを使い、 iPadをスイッチで操作するときに、押したままにしてしまう子が結構多いです。しかしそのままだとiPadが反応しません。その場合の対応として仙台高専のラッチ&タイマーを使ってます。
iPadタッチャーを販売している会社で、同じ機能のあるスイッチヘルパー・ワンショットを販売していたようですが、今は販売されてないようです。
iPadの設定だけで、そのようなことができるのかもしれませんが、私には分かりませんでした。
アプリ単体には、そのような機能がついている場合があります。
前回のブログで掲載した色合わせの課題のときに、さらに、それを二語文のPECSカードで示し、マカトンサインを併用しながら表現できるように学習しています。
本校に在籍するST外部専門員にアドバイスを受け、学習に取り入れてみました。
iOS Microsoft PowerPointのスライドショーで色の電車が通過する教材を作りました。
通過する電車が消えた後、色を覚えているかどうかの学習です。絵が視界から消えるので、単なるマッチングより難しいです。
はめ板のスイッチ教材を併用することで、触ることと、カチッとはまる感触、ピンポンチャイムのアナログ的なフィードバックのある楽しい教材になりました。
Dropsの電車のシンボルはイラストレーターで色を変換し、赤、黄、青、緑、黒、白の電車の絵カードを作成しました。
しかし重ねて紙を貼ると見た目も悪く、持つ感触も悪くなります。
そこで思いついたのが、ダイソーの、貼ってもはがせるシートです。
残念ながら、貼ってもはがせるシートは光沢がなく、印刷しても色がきれいでなかったので、光沢のある貼るシート(はがれない)をはがせるシートに張り付けるとうまくいきました。
これで貼ったり剥がしたりが、やりやすくなります。
無料アプリですが、広告は出ず、踏切の音や電車の通過もわかりやすく、楽しく操作できます。
最近、教材作成のたために残業するのは、なるべくしないようにしています。体力的なことと、家庭のことにも時間を割く必要がでてきたためです。
またそれ以上にブルシットジョブ的な仕事(校務でどんどん増加の一方)に追われることが多く、それを消化しなければなりません。
立体教材を作るのには時間がかかりますし、それを必要とする実態の子も多いのですが、いままで作ってきた教材を改良したり、流用したりしていて、デジタル化で補えるところは補っています。
教材を作る時間も大事ですが、休息をしっかりとったほうが仕事がはかどるような気がします。
迂闊に教材づくりにのめりこめない昨今となりましたが、今の若い方たちは、その辺のバランスがうまいような気がします。