2023年2月10日金曜日

二文字の文字構成の学習












  絵カードのマッチングで、「リンゴの葉っぱがあるない」「猫が机の上にいるか下にいるか」「車ドアが開いているのは右か左か」など細かい違いが見分けられるようになると、文字の弁別学習に移ります。

一文字の弁別学習がある程度できるようになると二文字の弁別学習に移ります。


一文字の弁別だと正選択肢と誤選択肢が、「は」と「に」、「め」と「う」など、全く関係ない文字の選択になります。


しかし,二文字になると「いす」の「い」と「す」、「はな」の「は」と「な」から選択するので、はめ板に入れる順番を選択するということになります。


したがって、1番目に正解すれば、2番目は一択となり、易しい課題となります。

2023年2月9日木曜日

iPadでスイッチ操作するときに押したままだと反応しないときの対応



iPadタッチャーなどを使い、 iPadをスイッチで操作するときに、押したままにしてしまう子が結構多いです。しかしそのままだとiPadが反応しません。その場合の対応として仙台高専のラッチ&タイマーを使ってます。

iPadタッチャーを販売している会社で、同じ機能のあるスイッチヘルパー・ワンショットを販売していたようですが、今は販売されてないようです。

iPadの設定だけで、そのようなことができるのかもしれませんが、私には分かりませんでした。

アプリ単体には、そのような機能がついている場合があります。

2023年2月8日水曜日

Finger Board Proで文字の弁別教材をつくる










Finger Board Proで、宮城本に載っている文字の弁別教材を作ってみました。

マグネットボックスという機能を使います。


肢体不自由の子どもには少し操作しづらいかもしれません。

2023年2月7日火曜日

FingerBoard Pro 三択課題

 





fingerBoard Pro は無料で教材が作成できるすぐれたアプリです。

三択で正解を選ぶ教材を作成しました。

アプリの設定で、タップしてから、指を離さなくても反応することが可能です。

絵カードの色合わせのときに、二語文のPECS→二語文のマカトンサインで表現する学習




 前回のブログで掲載した色合わせの課題のときに、さらに、それを二語文のPECSカードで示し、マカトンサインを併用しながら表現できるように学習しています。

本校に在籍するST外部専門員にアドバイスを受け、学習に取り入れてみました。

2023年2月6日月曜日

iOS Microsoft PowerPoint「でんしゃでさがそう」と、はめ板を使った学習(通過する電車の色を見てから、同じ色の電車のはめ板を選ぶ学習)












 iOS Microsoft PowerPointのスライドショーで色の電車が通過する教材を作りました。


通過する電車が消えた後、色を覚えているかどうかの学習です。絵が視界から消えるので、単なるマッチングより難しいです。


はめ板のスイッチ教材を併用することで、触ることと、カチッとはまる感触、ピンポンチャイムのアナログ的なフィードバックのある楽しい教材になりました。


Dropsの電車のシンボルはイラストレーターで色を変換し、赤、黄、青、緑、黒、白の電車の絵カードを作成しました。

ダイソー 貼ってもはがせるラベルシール




 はめ板を使う教材に、以前は印刷した紙をのりで貼っていましたが、そうするとはがしにくいので、板の数も限りがあり、違う紙をその上から貼り付けることがありました。


しかし重ねて紙を貼ると見た目も悪く、持つ感触も悪くなります。


そこで思いついたのが、ダイソーの、貼ってもはがせるシートです。


残念ながら、貼ってもはがせるシートは光沢がなく、印刷しても色がきれいでなかったので、光沢のある貼るシート(はがれない)をはがせるシートに張り付けるとうまくいきました。

これで貼ったり剥がしたりが、やりやすくなります。

2023年1月29日日曜日

アプリふみきり3DをiPadタッチャーで操作



 アプリふみきり3DをiPadタッチャーで操作しました。タッチ操作するとスタートのアイコンが消えるので、重複タップしても、正常に電車が動きます。

無料アプリですが、広告は出ず、踏切の音や電車の通過もわかりやすく、楽しく操作できます。

2023年1月9日月曜日

教材作成時間とライフワークとの兼ね合い

 最近、教材作成のたために残業するのは、なるべくしないようにしています。体力的なことと、家庭のことにも時間を割く必要がでてきたためです。

またそれ以上にブルシットジョブ的な仕事(校務でどんどん増加の一方)に追われることが多く、それを消化しなければなりません。

立体教材を作るのには時間がかかりますし、それを必要とする実態の子も多いのですが、いままで作ってきた教材を改良したり、流用したりしていて、デジタル化で補えるところは補っています。

教材を作る時間も大事ですが、休息をしっかりとったほうが仕事がはかどるような気がします。

迂闊に教材づくりにのめりこめない昨今となりましたが、今の若い方たちは、その辺のバランスがうまいような気がします。

2023年1月8日日曜日

個別学習の教材の変遷


4月に担当した児童が、文字学習まで進んだ経緯のスライドです。

最初は簡単な絵カードのマッチングができる状態でしたが、スモールステップで教材を使って文字学習までできるようになりました。