2023年3月5日日曜日

スイッチを押すことは教科にとって、どういうねらい(目標)になるか?


 









国語・算数(ことば・かず)の授業でスイッチを使うことがあると思いますが、重度重複のお子さんがスイッチを押す場合(因果関係が分かるか分からないかぐらいの段階)、教科の目標のどこにあたるのか、学習到達度チェックリストに当てはめてみると以下のような感じかなと思います。


国語分野(操作→書くことにつながる)

スコア2 腕や手足を動かす(探索的で目的意識はない)

スコア4 手に触れたものをつかむ(外界を志向した手指操作)


国語分野(表現・要求→話すことにつながる)

スコア2 手をわずかに動かす(探索的で目的意識はない)

スコア4 親しい人やおもちゃなどに向かって、声を出すまたは手を伸ばす(外界を志向した手指操作)


算数分野(外界の知覚認知)

スコア4 物に手を伸ばす


ちなみにスコアは月齢と同義になります。

このような視点でスイッチを使った学習をすると目標がより明確になるのかなと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿