2014年6月17日火曜日

スイッチは因果関係が分かってないと使ってはダメか



スイッチの因果関係とよく言われますが、分かってないと使ってはダメということはありません。

また随意で(手、顎、その他の部位を使って)スイッチを押せないから使う意味がないということもありません。

自分で押せなければ、教員と一緒に押す経験を繰り返すことも大事かと思います。

当然、そのときに教員と一緒に押して教材が動いたらたくさんほめてフィードバックすることが大事です。

またスイッチに対してその子が自分の力で押せなかったとしても、表情が変わったり、身体が動いたりとその子が何らかのアクションを起こそうとしたと支援者(教員)が感じたら一緒にスイッチを押す。そしたらたくさんほめる。

そういったことを繰り返す中でその子が何かしらのアクションを起こすと変化が起こるという感覚が分かってくるのではないかと思います。

その子が自分で押す力があるのに教員が(待つことをせず)手をとって押させるのは論外ですが・・・

視線入力装置my tobiiを使う時に選好注視というのがあるそうです。最初は特にこれを見たいと注視せず、たまたま見たものが何らかの変化が起こるというのを繰り返すうちに自分で見たいもの選べるようになることがあるそうです。

スイッチ教材やタブレット端末なども子どもの好きなように触らせていくなかで、偶然手が当たって何かしらの変化が起こることを繰り返すうちに分かってくるということがあります。

そういうことからも因果関係が分からなくても、どんどんそういったものに触れることは大事なことだと思います。


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