自分が作った朝の会のリンク機能を使ったDropTalkのキャンバスを使うときにiPadタッチャーではなく、なんでもワイヤレスを使いたいなと思いました。
それで、なんでもワイヤレスで操作する使う方法をいろいろ試行錯誤した結果、「レシピで画面の中央をタップする」にして、なんでもワイヤレスでspaceキーで飛ばすとうまく、いきました。
これはiPdad本体の設定を使いました。
肢体不自由特別支援学校の教員です。 日々の授業のアイディア気づきなどを綴ってまいります。
自分が作った朝の会のリンク機能を使ったDropTalkのキャンバスを使うときにiPadタッチャーではなく、なんでもワイヤレスを使いたいなと思いました。
それで、なんでもワイヤレスで操作する使う方法をいろいろ試行錯誤した結果、「レシピで画面の中央をタップする」にして、なんでもワイヤレスでspaceキーで飛ばすとうまく、いきました。
これはiPdad本体の設定を使いました。
国語・算数(ことば・かず)の授業でスイッチを使うことがあると思いますが、重度重複のお子さんがスイッチを押す場合(因果関係が分かるか分からないかぐらいの段階)、教科の目標のどこにあたるのか、学習到達度チェックリストに当てはめてみると以下のような感じかなと思います。
国語分野(操作→書くことにつながる)
スコア2 腕や手足を動かす(探索的で目的意識はない)
スコア4 手に触れたものをつかむ(外界を志向した手指操作)
国語分野(表現・要求→話すことにつながる)
スコア2 手をわずかに動かす(探索的で目的意識はない)
スコア4 親しい人やおもちゃなどに向かって、声を出すまたは手を伸ばす(外界を志向した手指操作)
算数分野(外界の知覚認知)
スコア4 物に手を伸ばす
ちなみにスコアは月齢と同義になります。
このような視点でスイッチを使った学習をすると目標がより明確になるのかなと思います。
勤務校はたぶん日本で一番、きれいに整頓されている特別支援学校の木工室です。
理由は、管理している技術科の先生がとても、きれい好きだからです。
作業をして少しでも木くず等が落ちていたり、道具が元に戻されないと、殺されます。
異常にきれいな木工室なので、会議やオンライン授業などでの利用のほうが多く、作業などで汚しづらいです。
しかし、物の散乱していない広い木工室でき、道具もすぐ見つかるということはとてもありがたいことです。
とても便利なiPadタッチャーですが、本当に「ここが大事な場面」と思って子どもが頑張ってスイッチを押した!と思ったら、iPadタッチャーが画面から外れていることがよくあります。
この場合、タブレットを提示する支援者も力が入り、iPadタッチャーがくっついているかどうかまで、意識が向きません。
ゼリーのような粘着するものが付いてるのですが、つるつるしたガラス面のため、ちょっとした力で外れがちです。
セロテープなどで、しっかりくっつけておき外れにくくすることや延長コードをつけるなどの工夫が必要かと思います。
これやれば、絶対外れないという方法はあるのでしょうか?
小学部、国語・算数でMicrosoft PowerPointを使った読み聞かせをしています。
大画面のモニターに映し出して読み聞かせするのは、もう定番化していると思います。
しかし、それだと画面に目を向けない子や、車椅子をリクライニングしていて顔が上を向いてしまう子、体調によっては床マットに横になって参加している子などがいたりします。
その場合、大きなモニターに目を向けるのは難しいです。
そこで最近は、オンライン学習やオンライン保護者会などで使用しているMicrosoft Teamsで子どもたちのGIGA端末とつなぎ、画面共有して、絵本の絵を映しています。
そうすると、モニターを見られない子どもたちも、目の前で絵を見ることができます。
間違って画面にタッチしても、オンライン画像なので、大丈夫です。
またMTの端末とほぼ同じようにスライドショーを動かすことができます。
電車の音などのBGMは、MTの端末より、1秒程遅れるのですが、音声がずれることにより、面白い音の効果になります。
色の学習をする場合、1番簡単なのは基本色を全面に塗っただけの単色のカードだと思います。
それが電車になると、色以外の情報が増え、「色」+「電車」と二種類の情報が入り、色の識別に集中できにくくなるのかなと思います。
このように情報量が増えると、選択課題を多様に変えていくことができます。
認知の力が伸びていくと選択肢も増やしていくことができ教材も多様化していきます。
体育の授業で「しっぽ取り」というのがありました。
内容は、四角い大きな網を高いところから斜めに吊るし、そこにひものついた発砲スチロールの輪っかを、洗濯ばさみでたくさん吊るしておきます。そしてそれを取る活動でした。
歩行が難しく、介助立位でしっぽを取らせたいと思ったのですが、その場合、移動して取ることができません。
そこで、以前、このブログでもとりあげた
AKKA Smart(アッカスマート)で立位を取らせ、後ろから介助しながら、乗りました。
本来、車いすで乗って、車いすごとスイッチで移動する台車ですが、
介助立位させながら、スイッチで移動し、しっぽのところまで行き、しっぽ取りをしました。
立位のまま移動できるので、子どもたちちは楽しかったようです。
当然、本来の使い方ではないため、立位のまま移動すると不安定になるため、安全には十分留意しながら行う必要があります。
BIGmackに本人の好きな手遊び歌を録音し、タオルで隠したり、箱で隠したりしても、入っていることが分かって、探し出す学習をしました。
タブレットのVOCAアプリもよいのですが、丸い大きなスイッチをバコンと叩き、大音量の音が出るBIGmackは、叩いた感触も分かりやすく、その操作の確実性はやはりすごいと思います。
延滞反応の学習の箱だと大きい物が入らないので、逆に上からタオルで隠したり、箱で蓋にして隠すのも良い方法だと思いました。
絵カードの弁別や、〇△□など形の弁別、色の弁別などの選択課題が難しい子には、隠した二つものから選ぶ、または好きな方を選ぶというのが、選択課題として適当かなと思います。
この学習の対象の子は、知覚運動水準と呼ばれる段階になります。
このような発達段階のカテゴリー分けは、厳密にいえば、々の子どもにとって、すべて当てはまることはないのですが、大まかなフレームワークとして捉えることは、教材を用意する目安になりやすいです。(感覚と運動の高次化理論では、発達段階によって使用する教材が明確です。)
教材を使ってみて、合ってない教材は修正すればよいので、大まかな発達段階をとらえるということは大事かなと思います。