2023年2月13日月曜日

試行錯誤させると学習が身につかない段階

 



夏季休業中に筑波大の川間先生の講義で、感覚と運動の高次化理論の内容が出てきて、以下の趣旨の内容が話されました。

        パターン知覚水準

   【見分ける目】

        定型発達の場合  1歳、23か月
        初期学習
         試行錯誤させると身につかない
        エラーレス学習
      最初は子供の手をとって一緒に行う。

       この段階にある子ども達の多くは、パターンで処理するため自由場面や新しい場面は 苦手であることが多く、強く拒否する。
       起承転結は一定にしておくと安定する。

PECSでもフェイズⅠなどの初期段階では、誤学習をさせないため、支援者が手を取ってカードを一緒に渡します。

スイッチでも、本人が押そうとするときに、なかなか押せない場合,は一緒に押すことも必要な場合があると思います。(あくまで、本人が押そうとする場合、あるいは押して結果が感じられたが場合で、本人に押した実感がなければ、何の意味もありません。)

  

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