2014年2月26日水曜日

『成功する練習の法則』

進路の仕事が大詰めを迎え、かなりドツボってます。

ブログ更新がご無沙汰になってます。

『成功する練習の法則』

また今回も書籍ネタかよ。

この題名、もろキャリアポルノっぽいですが、内容はとても具体的で、よいと思います。

翻訳本なので、若干読みにくいですが。

成功といっても金持ちになるとか出世するというんでなく、あくまで自分の目標を達成するにはどいいった練習をするのかというような内容です。

書いた人は全米で話題のカリスマ教師らしいです。

実戦練習ばっかりするんでなく、細分化し、ひとつずつつぶしたていったり、身についた細分化したスキルを統合させていったり、またスピードを落としてゆっくりやったり、どういう方法がいいか考えてから練習するより、まずやってみてから修正、フィードバックはこまめにすぐやるとか・・

自分のドラム練習にもあてはまるなあと思います。

下手なまま、実戦ライブやっても、技術は向上しません。

最近はiPhoneアプリで音楽を半分のスピードで再生しながら、音階が下がらず、同じままというものがあって、とても重宝してます。

難しいフレーズも細分化して統合させるなんていうのも、もろあてはまります。

授業なんかも経験年数経てばある程度できいるようにはなりますが、本当に質をあげようと思ったら、やっぱり効果のある質の高い練習をやらなあかんなあと思わされました。

2014年2月1日土曜日

上岡一世著 「キャリア教育を取り入れた特別支援教育の授業づくり」

この書名だとキャリア教育と聞いただけで拒否反応を示す先生方にとっては絶対手に取らんだろうなと思うぐらい、ベタな感じです。

私も読むまではそうでしたが、読んでみると、最初から最後まで上岡節の直球ど真ん中でズバズバ論じられてます。

ここまで言い切られると逆にスカッとします。

キャリア教育本ってゴチャゴチャ小難しい感じですが、とても分かりやすい言葉ではっきり書かれているので、好感が持てます。

キャリア教育を日々の授業や生活指導に落とし込むにはどういう視点が必要かというのもよく分かります。

キャリア教育は子どもに対する教育というよりは教師自身の考え方や見方、また教師自身が日々、成長させているのか?自分のためのスキルアップキャリアアップ(出世とかでなく)を考えているのか?

「子どもを変えたきゃ教師自身を変えろ」
「量できるより、時間がかっかっても質の高い仕事をする」
「作業学習はその子がいないと困る役割をさせる」
「個別の支援計画を生かせなければキャリア教育は成立しない」
「作業能力よりも大事なのは働く意欲である」

肢体不自由教育には合わない箇所もありますが、その精神には納得させられる部分がありました。