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2023年2月16日木曜日

BIGMackを好子として使い、いろいろなスイッチ教材をつないで、学習の目的を変える


 











BIGMackにいろいろなスイッチ教材をつなぎ個別学習をしています。

BIGMackは好子として使います。

そして

・スライドスイッチは「物掴んで動かし、始点と終点に気付く学習」
・丸の型はめスイッチは「手元を見て目的の穴に入れる学習」
・△の型はめスイッチは「形を見て方向を直して入れる学習」

などスイッチの種類によって、学習の目的を変化させることができます。


2023年2月9日木曜日

iPadでスイッチ操作するときに押したままだと反応しないときの対応



iPadタッチャーなどを使い、 iPadをスイッチで操作するときに、押したままにしてしまう子が結構多いです。しかしそのままだとiPadが反応しません。その場合の対応として仙台高専のラッチ&タイマーを使ってます。

iPadタッチャーを販売している会社で、同じ機能のあるスイッチヘルパー・ワンショットを販売していたようですが、今は販売されてないようです。

iPadの設定だけで、そのようなことができるのかもしれませんが、私には分かりませんでした。

アプリ単体には、そのような機能がついている場合があります。

2023年2月6日月曜日

iOS Microsoft PowerPoint「でんしゃでさがそう」と、はめ板を使った学習(通過する電車の色を見てから、同じ色の電車のはめ板を選ぶ学習)












 iOS Microsoft PowerPointのスライドショーで色の電車が通過する教材を作りました。


通過する電車が消えた後、色を覚えているかどうかの学習です。絵が視界から消えるので、単なるマッチングより難しいです。


はめ板のスイッチ教材を併用することで、触ることと、カチッとはまる感触、ピンポンチャイムのアナログ的なフィードバックのある楽しい教材になりました。


Dropsの電車のシンボルはイラストレーターで色を変換し、赤、黄、青、緑、黒、白の電車の絵カードを作成しました。

2023年1月7日土曜日

振動スライドスイッチの修理

 年明けの出勤で、若手の教員が自作していた振動スライドスイッチに不具合があるということで、修理しました。

配線は間違ってなく、半田づけも問題なし。

一時間程、格闘して、やっとリレーがおかしいというのが分かり、新しいものと交換して、不具合が治りました。

久々に半田ごてを使い、じっくりと教材に取り組むのもよいなと思いました。





2022年9月4日日曜日

走るこぐまのトンピーをmabee で操作


ヤマダ電機で投げ売りしていた走るトンピーの玩具。

机の端に行くと方向転換して落ちることはありません。

mabeeで動かしてみました。

子ども達も楽しく操作していました。

 

2022年7月22日金曜日

生活単元学習 こどもスイッチ製作講座 その2


 先週はゲーム用プッシュスイッチをミニタッパーにはめて、色を塗る活動をしましたが、今回はいよいよ、はんだづけに挑戦です。

さすがに、自分ではんだごてを持たせるのは危険なので、はんだごてにウゴきんぐとスイッチをつなぎました。

通電するとランプがつくはんだごてなので、スイッチを押し、通電している間は視覚的に分かります。

実際は教員がはんだづけしているのですが、子ども達はスイッチを押し、一緒にはんだづけする気分を味わうことができていました。


2022年7月16日土曜日

生活単元学習 こどもスイッチ製作講座

生活単元学習で、スイッチ制作講座をやりました。

小学部の自立活動主の子どもたちにとっては、なかなか入ることのない木工室で行いました。

ボール盤でミニタッパーに穴を開けると、身を乗り出して、見ている子もいました。

ゲーム用プッシュスイッチをミニタッパーの穴にパッチンとスイッチをはめ込むのは、子どもたちも自分でできるので、楽しかったようです。(大人も結構快感。)

スイッチにペンで色を塗ってもらいました。

 

2021年5月1日土曜日

国語算数 さつまのおいもの教材

先日、自立活動を主とする課程の児童の国語・算数の授業で「さつまのおいも」をしました。

お芋を引っぱる学習で使ったのが写真の教材です。

フェルトで作ったおいもに紐とフックがついています。これは、新型コロナ感染症対策で、一つの教材を児童みんなで共有できないため、児童一人ひとりにおいもを渡し、取り外して使えるようにしています。(使用した教材は授業後、必ずアルコール消毒しています。)

それに紐スイッチとピンポンチャイムを取り付け、引っ張ると音が鳴るようにしています。

紐がついているため、おいもを握れない子も紐を手に引っかけて、引っ張ることができていました。またピンポンチャイムはアナログですが、電子音とは違うインパクトが子どもたちにはあるようで、とても反応が良いです。



 

2021年4月28日水曜日

先日使った個別学習の教材(振動スライドスイッチと光って回転するスティック)






先日やった個別学習で使った教材です。

写真は振動スライドスイッチに回転する光スティックをつなげたものです。
 
感覚刺激が好きな児童に使ってもらいました。

振動スライドスイッチはもともと好きなのお子さんなのですが、それだけだと振動を楽しむだけになっていたようです。

回転し光るスティックをつなげると、手を動かしながら、光るスティックの方を注視していました。

視線と手の動作が分化していて、とても良いなと思いました。

この振動スライドスイッチは容器の中ににリレーを組み込み、プラグをつないで、玩具を動かせるようにしています。


2020年7月3日金曜日

集団学習で教材を使うときに留意していること

自立活動を主とする課程の「国語算数」の授業をやっていて、読み聞かせの後にする活動として、「教材を操作する学習」をやっています。



自立活動を主とする課程の場合、多様な特性の子ども達がいます。

スイッチで因果関係を学ぶ子もいれば、◯と△の形を見分けるのが課題の子、また絵や文字のマッチングができる子など様々です。

そのため、それぞれの子どもに合った教材を用意する必要があります。

今は教材の共有が(感染予防のために)ダメと言われているので、教材を人数分用意するのも大変です。(授業のあとは即消毒です。)

また、集団の人数が多ければ多いほど、一人ひとりの活動時間が短くなりがちです。

教材の学習は個々に分かれて行う場合は学習時間は保障されますが、集団として学習するときのような醍醐味はありません。

自分以外の他の友だちが活動しているところは結構注目しているものなので、他の友だちが活動しているところを見て、どう感じているのかも大事な授業の要素です。



iPadで活動している場合はコネクターやappleTVで拡大画面に投影すると離れている子も気付きやすくなります。

一人ひとりの学習時間を保障するためには、読み聞かせの中で、教材を操作する活動を取り入れるのもひとつの手です。

集団授業の場合、個別学習では集中して取り組め、できることが、できにくくなることがあります。

その場合、個別で取り組む課題よりは難易度を下げることもあります。

集団授業ではいろいろな要素が絡んでくるので、毎回悩みながら取り組んでいます。

2020年7月2日木曜日

◯△⬜︎の型はめスイッチ

4種類の形はめスイッチです。

枠をつけたものが一番いれやすいですが、木の材質により、滑りが悪くなることもあるので、ロウを塗って滑りやすくしています。

◯の形も,ある程度重みがないと入りにくいことがあります。


以前は「はめ板」の厚みが4cmほどのものを使っていましたが、外部専門員のOTさんやPTさんの助言で、厚さ1cmのものを作りました。

高さが低くなったことで、より操作しやすくなりました。


2020年6月30日火曜日

「入れるとスイッチ」に木球を入れスーパードームを動かす


入れるとスイッチは基盤に四つのスイッチがついています。

上から物を落とすとスイッチが作動します。

いろいろなものに応用できます。

物を穴に入れるという活動には①物をつかむ②穴を見て、そこまで手を動かす③手を離す④物がはいっていくところを見る などいろいろな要素が含まれる大事な活動です。





2020年6月29日月曜日

握るスイッチでスーパードームを動かす

これも教材作成アドバイザーさんに作ってもらった握るスイッチです。

黒い部分の中にワイヤーが入っていて、軽い力でも入力することができます。

要望によって太さの種類のバリエーションにも対応してもらえます。




2020年6月28日日曜日

型はめスイッチとスーパードーム


◯の形を丸い枠にはめるスイッチを作製しました。スライドしていれやすいようにガードをつけました。
◯の形には棒をつけたものも作りました。

◯の形が入るとスーパードームが動きます。

これは手で◯の形をつかむのが難しい子のためにつけました。◯の形は△や⬜︎に比べ、どの方向からも入れやすく、形の弁別学習の基礎となります。

スイッチ教材はコミュニケーションを深める大事な教材ですが、教科学習用の教材にスイッチを組み込むことで、楽しいフィードバックを加えることができ、学習意欲を向上させることができます。

特にタブレットでの2次元的な教材が難しい子には立体的で触って分かる教材は重要です。

虹とおひさまの動画を参考にしました。















2020年6月26日金曜日

振動する全方向スイッチで玩具(スーパードーム)を動かす




動いている玩具(スーパードーム)も教材作製アドバイザーさんに作ってもらいました。

スーパードームの半球部分を押しても動きますし、動画のように外部スイッチをジャックにつなげて動かすことができます。

またこの玩具自体にジャックで別の玩具に繋ぐとスイッチの代わりになります。

振動する全方向スイッチ



振動する全方向スイッチです。 勤務校の教材作成アドバイザーさんに作っていただいたものです。

棒の中に振動モーターが入っています。

児童生徒さんが眠くて覚醒できてない場合、触れると手元が振動するのでスイッチに気づきやすいです。

ただスイッチ自体が振動するので動かす玩具などに気づかず、スイッチに視線がいってしまう場合があります。

その場合、動かす玩具を本人の視線が届く位置まで近づけてあげると気づきやすくなります。

2019年3月17日日曜日

アッカスマートで「ぐりとぐら」

 国語算数「ぐりとぐら」の授業でアッカスマートという支援機器を使いました。

アッカスマートはスイッチで移動できる台車で、車椅子ごとアッカスマートに固定して、外部スイッチを接続すると移動することができます。

運転用のスイッチインターフェイスを接続するとレバーで思う方向に動かすことができます。

動くスピードも子どもの実態に合わせて変えることができます。

方向のコントロールが難しい場合は、床に色テープを貼ると、それをアッカスマートのセンサーが読み取って、テープの方向に進むことができます。

授業ではお話しの最後に玉子カーが出てくるので、それに見立てて、アッカスマートを利用しました。

教室の中に円形にテープを貼って、ぐるりと一周するようにしました。

ビッグマックにはtoy用のスイッチジャックがあり、録音が再生される間、オモチャを動かせることができます。
その機能を利用し、ぐりとぐらの歌を20秒ほど録音しておいて、歌が流れる間アッカスマートが動くように設定しました。
1回スイッチを押しただけで、歌が流れている間、玉子カーが、自動で円周上を走ります。






2018年1月8日月曜日

教材製作講座(振動スライドスイッチ)

年末の12月26日に校内で教材製作講座を行いました。
参加者は8名でした。

今回は「振動スライドスイッチ」をみんなで作ろうというテーマで行いました。

スイッチと振動する箇所が、ほぼ同じ場所にあり、”行為と結果”の因果関係の理解が難しい子にも、直観的にわかりやすい教材になっています。

また、よくありがちな、スイッチ教材のコードが、なく、単体で教材として成り立っているので、子ども一人で遊ぶことができます。

「感覚と運動の高次化理論」でいう”視点と終点”を理解する教材として、よく筒を抜く教材が紹介されますが、この教材は筒を横に滑らせることによって、子どもたちの大好きな「振動というフィードバック」が得られます。

振動モーターにはダイソーの電動歯ブラシから抜き出した物を使ています。

秋葉原にもいろいろな振動モーターが売っていますが、sindouws bowl使う円盤型のスイッチでは大きい物を震わせるのには不十分です。

ダイソーの電動歯ブラシの振動モーターは結構強力なのですが、心地よい振動となります。

これが、マッサージャーに使うようなモーターを、このような教材に使うと、逆に強力過ぎて不快になります。

「常同行動が強い子は、自分の身体に刺激を与えて、自分自身を教材にしている」とある本に書いてありましたが、このような子の場合、なかなか外界に興味を向けさせることが難しいです。

そのような子の興味を外界に向かわせる教材としては、揺らし系のシーツブランコ、スイング系の吊らし遊具、等が有効ですが、一人で遊べる教材として、この教材はとてもよいです。

教材製作講座では、木を使うということで、事前になるべく軽くて、きれいで、丈夫な木材を使い、ある程度切断や穴あけをしておきました。

6人分の材料をそろえるのだけで、結構大変でしたが、当日は約2時間半で、全員無事完成させることができました。





















   



 


2017年12月2日土曜日

ドライヤーを入れる箱 作製

授業参観での劇で使うドライヤ―を入れる箱を作製。

木を切って木工ボンドを貼っただけです。

ラッチ&タイマーとACリレーを使っています。

劇ではラッチ機能だけを使用します。

2017年11月26日日曜日

感覚入力水準期の子のスイッチ教材

感覚入力水準(感覚と運動の高次化理論)の段階にいると思われる子は、目で見て外界を判断することが難しく、前庭覚、固有覚、触覚が優位です。

視力がないわけではありませんが、前庭覚、固有覚、触覚が優位なため、自己刺激行動(首を振る。ロッキング。頭を叩く等)をとっていることが多く、自分の身体が教材になってしまっています。

このようなお子さんの課題としては「(目は使わずとも)自分の動きと感覚刺激の因果関係が理解できること」があげられます。自己刺激行動だけの世界から脱し、少しずつ外界の楽しさを感じさせることが大事になります。

その段階の子のスイッチ教材としてはスイッチと動く部分が一体化し、振動するような物が一番有効です。

スイッチで動く物はあまり複雑な刺激(例えば、光と音と動きが複合されているような物)よりも単一の刺激(音だけ、振動だけ等)が分かりやすくなります。

スイッチと動く部分が一体化している教材は作るのに少し時間がかかりますが、コードの線が外に長く出てないので、接続したりせず、すぐ使えることと、壊れにくいという利点があります。

この教材は、円筒型の棒をスライドさせると横のマイクロスイッチにあたり振動するものです。

玩具やタブレットを渡しても、一人でなかなか遊べない子が2,30分ずっと一人でカチカチ動かして遊び続けています。

振動というフィードバックを、他人からでなく、自分の動作で起こすことができる教材として、やはりスイッチ教材はとてもすごいなと思います。