2018年12月4日火曜日

国語算数の一斉授業での個別課題教材


国語・算数の集団授業(児童6名)で使っている個別課題教材です。

「ちょっといれて」という絵本を題材にしています。

授業の流れは
①絵本の読み聞かせ
②個別課題
➂再現あそび
となっています。個別課題は、その子にあった教材を用意します。

自立活動を主とする課程では国語・算数的な力もそれぞれの子どもが違います。

マッチングが難しい子には
①延滞反応の学習用の箱
②球を穴、または筒に入れる教材
➂〇の形を〇の穴にはめる教材(・枠がついて穴に入ると振動する教材・枠のない普通の〇の型はめ教材)

マッチングが可能な子は
①同じ絵を合わせる教材

名詞が分かることが課題の子には
①文字の型はめ教材
②動物の絵の種類分け

などを用意しています。























2018年12月3日月曜日

タブレット端末講習会

11月の休憩時間にタブレット端末講座を週2回ずつ計6回行いました。

1週目はアクセスガイドやアシスティブタッチなどの基本的なアクセシビリティの操作方法。

2週目はSoundingBoardと画像検索アプリ「さがすんです」の使い方。

3週目は外部スイッチでタブレット端末を操作する方法。
で行いました。

放課後でもなく、勤務時間内の休憩時間30分を利用したのですが、それでも各週6名~10名の参加がありました。(学校介護職員さんの参加もありました。)
短時間だとやる内容は限られますが、参加者は自分の興味のある講座を選んで受講しやすいため、参加しやすくなるのではないかと思います。

何より自分自身があまり、タブレットが得意ではないのですが、人に教えるとなると、いろいろ勉強しますので、今までうろ覚えだったのが、かなりしっかり身に付きました。

タブレット端末に限らず、こういった取り組みを今後も工夫して続けてみたいと思います。

2018年12月1日土曜日

支援機器操作法講習会



支援機器の操作法講習会を行いました。 

勤務時間内に30分だけ時間をいただけたので、肢体不自由部門の教職員、約40名を対象に行いました。

 ビッグマック系のVOCAの操作法は自分自身、あまりよく分かっていなかったのですが、参加者に説明するために、いろいろ操作してみて、自分自身勉強になりました 。

 形は同じでもビッグマックとステップバイステップは機能が違っていたり、ステップバイステップチョイスになると、また録音方法が違っていたり、ステップバイステップでオモチャを動かすときは、ビッグマックと違う録音方法が必要であったりします。 

実技講習は「ビッグマックの録音・再生」と「BDアダプタを電池ボックスにつなぐこと」の二つに絞りました。

 BDアダプタと電動オモチャとビッグマックを12個ずつ用意し、グループごとに触ってもらいました。

 やはり実物を触ると、皆さん盛り上がっていました。

2018年10月14日日曜日

PECSのフェイズIでVOCAを活用

 PECSは絵カードを使って、コミュニケーションの能力を高めていく指導方法です。

PECSのフェイズIは一番初歩の段階で行う指導方法で、「子どもが絵カードを支援者に渡したら、好子が与えられる」ということを主眼に行います。その場合、絵カードの内容は子どもにとって、わからなくてもかまいません。

ただ子どもによっては、フェイズⅠの段階では絵カードを弄び、絵カード折ってしまったり、角の感触を楽しんでしまたりして、相手に渡すということに気持ちが向かなくなる場合があります。

フェイズⅠの主眼は「子どもが絵カードを支援者に渡したら、好子が与えられる」ということなので、絵カードの内容はわからなくてもよいということです。
そうであれば、「絵カードを渡すこと」を「VOCAを押すとこと」に代替できるという実践ポスターをfacebook上で知ることができました。

2枚目の写真はVOVAに「ちょうだい」という言葉を入れて、子どもが押したらお芋型の振動するスイッチを渡してあげるという課題をやったときの教材です。

3枚目は絵カードを使う場合ですが、弄んでしまうことが多かったです。

この技法であれば、上肢に麻痺があり、絵カードの操作が難しい子でもフェイズⅠの課題をやることができます。

2018年4月15日日曜日

2018年4月8日日曜日

ランプス


2018年4月2日月曜日

2018年3月30日金曜日

2018年3月27日火曜日

2018年3月24日土曜日

2018年3月22日木曜日

2018年3月21日水曜日

2018年3月20日火曜日

Sounding Boardのコンテンツ作り方

SoundingBoardは無料アプリとしてはとても使えます。

肢体不自由の子どもに使わせるのに一番よい理由は2回以上タッチしても、ちゃんと作動することです。


あと、肢体不自由の子どもでありがちなのが、手を滑らせてスワイプ状態になり、他のアプリになってしまったりすることです。これはアクセスガイド使うことで防げます。
SoundingBoardのコンテンツ作り方は以下のサイトに載ってます。

Sounding Boardの使い方

SoundingBoardで作った教材をエアドロップで移す方法

シリンジ


2018年3月18日日曜日

できなさの意味「感覚と運動の高次化からみた子ども理解」より











できなさの意味

  ①「できないから、わからない」
    単純すぎる見方
    本当に分かってないのか?

  ②「わかるけど、応じられないからできない」
    教員(支援者)の関わり方、慣れているか、慣れてないかによって応じられるかもしれない

  ③「わかるけど、表出できないからできない」
    教員(支援者)の関わり方、支援が表出できるツールを用意すれば、できるかもしれない

  ④「わからないが、見かけ上できてしまう」
    見せかけの表出に惑わされないこと
    やれてるけど、本当に分かっているのか?
 視線入力で反応してるけど、赤外線が目に反応してるだけで、本人は見ている意識がないとか・・・
 スイッチ押して、オモチャ動いているけど、本人は因果関係わかってないとか・・・

障害の重い子への指導では、こういう観点ってとても大事ですね。

卒業証書授与(中高・女子)


2018年3月15日木曜日

2018年3月14日水曜日

授業者支援会議21件のファシリテーターをやり終えました。

 今年度は研究研修担当として研究授業の日程調整と授業者支援会議の進行役(ファシリテーター)をしました。


授業者支援会議については、ネットにはあまり情報がないですが、こちらのPDFのp82~p83あたりに内容が少し出ています。

ここに出てくるお方が開発したものです。


雑誌では2012年の実践障害児教育 8月号に掲載されています。(キンドルでも購読できます。)


勤務校は肢体不自由部門が4月に開設されたばかりなのですが、部門の教員は全員、研究授業をやることになりました。

研究授業の後は授業者支援会議という形で研究協議会を持ちました。そのすべてに私がファシリテーターとして参加しました。


従来の一般的な研究授業はフルで見学できる教員が少なく、少し見ただけの教員が授業後の協議会に参加しても、当たり障りのない感想や良かったことの羅列。


 ○時○分の児童も行動がどうのこうの等、授業者にとっては実りのないものに終わりがちでした。 少ししかみてない大勢の教員が話すと時間が超過することもよくあります。


 授業者支援会議では見学する教員は少なくてもよいのでかならず最初から最後までフルで見学できる体制を学部でとります。


見学者は指導案とともに授業者から授業のここの部分の改善点をあげてほしいというオーダーをもらいます。 見学者はそのオーダーにそった意見を付箋に太く分かりやすい文字を短文で端的に書いていきます。


 支援会議では見学者がその付箋を大きな模造紙に貼っていきながら意見を伝えます。 授業者はその中から使えるものを次の授業に生かすというもの。


 協議会は短くて15分。長くても25分程で終了となります。


付箋をカテゴリー分けを瞬時にやるのが、ファシリテーターの役目なので、最初はなかなかうまくできなかったのですが、さすがに、20件以上こなすとできるようになりました。


今、授業改善のまとめを実施者の方々にやってもらってる段階で、4月には冊子にして閲覧できるようにします。






酸素吸入 歩く人 (女子)


2018年3月13日火曜日

2018年3月12日月曜日