2010年6月27日日曜日

『高機能自閉症児を育てる』小学館101新書

この本をtwitterで写真付き(twipic)でtweetしたら300以上のアクセスがありびっくりしました。

画像の右下に閲覧された数が載ってます。

高機能自閉症児の息子さんをお育てになったお母様の記録本。

お母様自身が自閉症療育の学究の道に入られている方なので、とても客観的に書かれていますが、お子さんへの愛情が伝わりました。

知的障害のない高機能自閉症やアスペルガーなどのお子さんは、普通学級に入ることが多いため、その分トラブルも多くなりがちですし、周りの理解もえられにくい。

20年前は今より高機能自閉症の理解がほとんんどなかった時代での大変さが語られます。

そうした経験を踏まえて、普通学校の教員にどう高機能自閉症のことを理解してもらうか、いじめにあったときにどう対処したか、どのようにソーシャルスキルを身につけさせたかなど、とても参考になり、再現性の高い本です。

といっても著者は「私の方法をそのまま真似してもうまくいかない。この本から得られたものを自分なりに考えて、さらに発展させてほしい」旨が書かれてありました。

帯を読むと高機能自閉症のわが子が京大大学院まで行かせたと自慢本のように誤解してしまいそうですが、全くそうではありません。

著者自身も学歴が高いことが逆に本人へのマイナスになるのでは、これからも人生の難関は続くと述べられています。

あまり高機能自閉症のような子どもに携わることのない特別支援学校の教員は読んどいたほうがよいかもです。
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2010年6月26日土曜日

サウノスヴァルカコンセプト

サウノスヴァルカコンセプトというソフトがしましま日記というブログに掲載されていたので、早速ダウンロード。

とても面白いソフトで情報提供に感謝です。





無料ですぐ簡単にダウンロードできました。

昨日のプール見学組の生徒に空いた時間にやってもらいました。

最初はトラックボールプラスを連結し、ドラッグ状態で固定。


ドラッグして動かすと和音になり、波紋のような模様が広がります。

生徒はトラックボールのボールを転がして和音の音を出していました。

次の生徒には棒スイッチを連結し、ワンクリックで、音を出し花火のような模様が出ていました。

とても面白いソフトです。

2010年6月19日土曜日

伝言メモミニキットのよい使用例

 

以前ブログで紹介したことのあるガシャポン伝言メモですが、作りが雑で見た目が悪い。

同じ伝言メモミニキットの部品を使ったもので、タッパーを使った作品がブログで紹介されていました。

こちらのほうが見た目もよいし、作りやすそうです。
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おもしろいVOCAだし部品が600円と安くできます。約10秒は録音できたと思います。

中3進路体験実習



私の分掌は中学部でただひとりの進路指導担当です。

10月以降、我が校の中3進路体験実習が始まります。

我が校の中3は20人以上おり、3A、3Bと二つのクラスに分かれています。

freemindで進路実習の場所をmindmapでまとめてみました。

個人情報はぬりつぶしてあるので何がなんだかわからなくなってますね・・・

学校のTAIMSでは個人のソフトは使えないのでmindmanagerやimindmapが使えないので困りますが・・

文字だけでまとめるよりも、ぱっと確認できるのでよいです。

夏期休業中はその進路先のあいさつ回りで忙しくなります。

今まで小学部にしかいなかった私は本校で進路に携わるようになり、とて勉強になります。

小学部にいると卒業後という視点がなかなかおろそかになりがちです。

学校にいるときも大事ですが、子ども達にとって本当の勝負が卒後の進路ですから。
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2010年6月10日木曜日

トイレの手順 改定(ダメだしが出たので・・)



セガレの視覚支援のため作った「ズボンをぬぐ」シンボルですが、

カミサンから「わかりにくいので手足はいらない」とダメだしをくらってしまいまいました。








そこで簡略化。

シンボルってやはりどういう絵にして、どこを削るのかは難しいなと自分で作ってみて実感しました。

まだまだ修行が足りませんね、






手順表も「縦一列にしたほうがよい」とのことで作り直し。


たしかにこの方が分かりやすいですね。




2010年6月8日火曜日

moro しんぼる 作成!




セガレのトイレの仕方がきちんとできないので、手順表を作ってみました。

ところがズボンの脱ぎはきのシンボルがDorops700にもbo-symbolにもない。

google画像を検索してもよいものがないので、excelで自作してみました。

ぬぐ


















はく

















トイレで流すのも作ってみました。

うーん我ながら、下手くそであります。

当然、bo-symbolのように量産するつもりはさらさらありません。

どなたか、もっとましなものを作ってくださるとありがたいです・・
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2010年6月5日土曜日

修学旅行のしおり作成中


修学旅行のしおりを作成中。
ぽっしゅん教材のたびのしおり作成ソフト
びい’ずmile
dropsのシンボルbo-symbolを使わせてもらってます。

今までしおりを作るのは苦痛だったし、面倒くさかったのですが、これらを駆使すると、作るのが楽しくなってきます。

drops700個のシンボルは数が多いので画像を探すのが大変ですが、bo-symbolのようにカテゴリーにフォルダ分けしておくと便利だというのに気づきました。

dorp-talkもそうなってますもんね。

行く所は都心の宿泊施設。

都心の施設を見学したり、食事をしたりします。

2010年5月30日日曜日

たびのしおり作成ソフト「たびぃ's mile」がTAIMSでもダウンロード可能!


職場に4月から導入されたTAIMSパソコン。

様々なセキュリティーがあったり、机に鍵で固定され、授業には使用できず、事務仕事以外には用途がなく、使えない。

7月の修学旅行でしおり製作担当になったので、ぽっしゅん教材のたびのしおり作成ソフト
びい’ずmile
をつかうつもり。

TAIMSではセキュリティーが強くて、ダウンロードは無理かと思ったら、ダウンロード可能でした。

ラッキー。
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初めて授業で使用した”ひもスイッチ”

(都立学校ICT計画用障害支援機器)としてこの4月に支給されたものの中に”ひもスイッチ”があり、情報主任の先生から「使ってみない」と渡されていました。

ひもスイッチは手でぐいっと引っ張れるような子じゃないと使えないかなと思って、我がグループでは今まで使っていませんでした。

しかし、棒スイッチでもフロッピーケーススイッチでも押すことはできても手を離せない生徒がいて、マイクロスイッチは押して離さないとスイッチが入りませんので、少々困っていました。

そこでこの”ひもスイッチ”昨日の授業参観で、使ってみました。

指にひっかけると少しの力でスイッチが引っ張れるし、スイッチのひもが引っ張った後、元に戻ろうとするので、 それで難なくスイッチが入りました。

手の力が弱いお子さんこそ威力を発揮するスイッチだなと思いました。

(都立学校ICT計画用障害支援機器)の入っているダンボール箱にまだ数個新品のまっま眠っているので、ぜひ他の学部やグループでも利用してほしいです。
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2010年5月28日金曜日

国数(みる・きく)の授業でエアベッドの牛に乗る

授業ではパワーポイントを見たあと

牛に乗ります。

ぺしゃんこの牛の状態から自分でスイッチを入れ、空気を入れて膨らませます。

そして揺らしたり、以前作ったクルクルディスクで回ったりします。

youtube動画では電動カーで引っ張らせて回していますが、授業ではそこまでやりません。

今週欠席の生徒が多かったため、授業参観で初めてこの授業に参加するような状況。

ぶっつけ本番ではたして、いい表情が出るかどうか・・・





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