2011年3月6日日曜日
moroしんぼる”トラックボール プラス”
トラックボール プラスはPCに接続し、青いボール部分を転がすとカーソルが動きます。
また外部スイッチを接続できるタイプがあり、右クリック、左クリック用のジャックにスイッチを接続することができます。
それに加えて、左クリック用ジャックはなぜか、スイッチを押しっぱなしもで、ちゃんとクリック状態になります。
行事等、失敗がゆるされない場面では改造マウスより、こちらのほうが信頼性が高いです。
それにしても9万円台というのは高い・・・
2011年3月5日土曜日
moroしんぼる”視線入力装置 まい とびい”
先日、”視線入力装置 my tobii” のデモ機我が校に登場。
数人の生徒が視線入力を試みました。
ワンキーマウスを普段使っている生徒も格段に入力が早いと語っていたそうです。
値段は170万円なり。
来年度、我が校に配備されることが濃厚になってきました。
[Tobii] 視線入力装置MyTobii P10 体験レポートyutube動画
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2011年3月3日木曜日
肢体不自由特別支援校と通常校との連携
今までは自分の知識がなかったので、読む気がしなかっただけで、大事な内容が多く掲載されているということにやっと気づきました。
2010年の三月発行の194号では「通常校で生かす肢体不自由教育」という内用で、肢体不自由校と通常校との連携が特集されていました。
知的特別支援校は地域の特別支援教育センター校として幼稚園、保育園、小中等の連携がよく行われるようになっています。
しかし肢体不自由特別支援校の場合、肢体不自由児は通常校に在籍していることが知的に比べて少なく、肢体不自由校側から、アプローチのしていかないと、センター校的役割を果たすのはなかなか難しいかなと思います。
我が校でも学校評価でセンター校としての役割が果たせてなく、またどのようにやっていけばよいか教員側もわかりにくいとい
う意見が多かったようです。
この号ではそのヒントになるような事例が掲載されていました。
通常校では在籍する肢体不自由児に対して、教員側が肢体不自由による学習困難に対処できる専門的知識がないため、移動やコミュニケーションのための補助手段を活用できてない場合が多いこと。
また肢体不自由校と通常校の連携があったとしても、現状では身体の不自由に着目した支援が中心で、肢体不自由に基づく学習困難の支援はまだ少ない現状が論じられていました。
この本では、目黒の区立幼稚園在籍の肢体不自由児に対する光明特別支援学校との連携が掲載されていましたが、ウオーカーの貸し出し等身体面への支援が中心でした。
身体面での相談も確かに大事ですが、支援機を使った学習支援やコミュニケーション支援も肢体不自由校の専門的知識を生かして、連携できるとさらに理想的だと思います。
来年度も我が校ではスイッチ制作講座をやりますが、校内だけでなく、地域の通常校や療育機関、卒後の施設等にも呼びかけて対外的に実施し、コミュニケーションや支援機器に関して情報提供できるようなことも考えています。
こういったことを通して地域の教育機関と肢体不自由校が情報交換できるとよいなと思います。
2011年2月27日日曜日
授業がはずむ!おすすめ音楽アイテム45 明治図書
最近、家の近くにできた新しい図書館。
障害児教育の本が充実していて、こんな本よく置いてあるなというのがあります。
この本は山口の特別支援学校の先生が書かれた本ですが、指導法だけではなく、使える楽器、アイテムが多く掲にされているのが特徴。
楽器の玩具からエレキギターのエフェクター、ミニアンプ、オープンコードの応用、チューナーマイクの応用、ブルースハープにデジタルパーカッションなどなど。
後半は楽譜ソフト、iTunes、作曲ソフトの使用方法等。
パワポ絵本の画像切り取り、アニメーション効果の使用にも言及。
とても使えそうです。
2011年2月26日土曜日
電動バサミで教員と一緒に紙を切る
最近、我がグループでは電動バサミが大活躍。
手のひらが硬くて、普通のハサミを握ったり、開いたりできる子が少ないので、この電動バサミは重宝します。
握ると、カタカタカタと小刻みに、先端の刃が動き、あっという間に紙を切っていきます。
マジカルトイボックスのバイブル本では電動バサミに外部スイッチ用のジャックをつける改造方法が掲載されています。
しかし、教員と一緒に直接握ったほうが振動が伝わるし、切った感覚があるかなと思い、この方法で紙を切っています。
子どもたちも手元をよく見て、頑張っています。
moroしんぼる ”電動ばさみ”
今、我がグループの卒業制作づくりで大活躍中。
振動を直接手で触れたほうが分かりやすいかなと思い、スイッチは接続せずに、子どもが教員と一緒に使用してます。
2011年2月19日土曜日
知的特別支援校と肢体特別支援校のAACについて
ある日、給食でのひとこま
教員が押してもいいのですが、他の生徒が押すと、周りの大人に笑いが起こります。
日頃の何気ないときに、生徒のちょとした行動で、周りに笑いが出るということは、立派なコミュニケーションであるし、行動を起こしたことによる周りの笑いというのはその子にとってのよいフィードバックになるかと思った次第です。
よくビッグマックは行事や授業で使われますが、ここぞというときに使うのもいいのですが、日頃、遊びのなかで、自然に生徒さんが使うということのほうが大事というのはいろいろなところで言われています。
なので、教室の生徒が手の届くところに転がっているのが理想的だと思います。