
大地震で大変な状況になりました。
我が校でもスクールバスや保護者の自家用車に使うガソリンが買いづらい状態で、影響が出たりしています。
被災された方の復興、犠牲になられた方のご冥福を願っております。
さて、セガレの幼稚園の修了式がありました。
セガレは年長ではないので、参加するだけなのですが、儀式的行事は初めて。
幼稚園の先生方はセガレが騒いだりしないか、心配だったようです。
一応スケジュール作って事前に見せておいたので、わりとおとなしく参加できたようです。
肢体不自由特別支援学校の教員です。 日々の授業のアイディア気づきなどを綴ってまいります。
今までは自分の知識がなかったので、読む気がしなかっただけで、大事な内容が多く掲載されているということにやっと気づきました。
2010年の三月発行の194号では「通常校で生かす肢体不自由教育」という内用で、肢体不自由校と通常校との連携が特集されていました。
知的特別支援校は地域の特別支援教育センター校として幼稚園、保育園、小中等の連携がよく行われるようになっています。
しかし肢体不自由特別支援校の場合、肢体不自由児は通常校に在籍していることが知的に比べて少なく、肢体不自由校側から、アプローチのしていかないと、センター校的役割を果たすのはなかなか難しいかなと思います。
我が校でも学校評価でセンター校としての役割が果たせてなく、またどのようにやっていけばよいか教員側もわかりにくいとい
う意見が多かったようです。
この号ではそのヒントになるような事例が掲載されていました。
通常校では在籍する肢体不自由児に対して、教員側が肢体不自由による学習困難に対処できる専門的知識がないため、移動やコミュニケーションのための補助手段を活用できてない場合が多いこと。
また肢体不自由校と通常校の連携があったとしても、現状では身体の不自由に着目した支援が中心で、肢体不自由に基づく学習困難の支援はまだ少ない現状が論じられていました。
この本では、目黒の区立幼稚園在籍の肢体不自由児に対する光明特別支援学校との連携が掲載されていましたが、ウオーカーの貸し出し等身体面への支援が中心でした。
身体面での相談も確かに大事ですが、支援機を使った学習支援やコミュニケーション支援も肢体不自由校の専門的知識を生かして、連携できるとさらに理想的だと思います。
来年度も我が校ではスイッチ制作講座をやりますが、校内だけでなく、地域の通常校や療育機関、卒後の施設等にも呼びかけて対外的に実施し、コミュニケーションや支援機器に関して情報提供できるようなことも考えています。
こういったことを通して地域の教育機関と肢体不自由校が情報交換できるとよいなと思います。
最近、家の近くにできた新しい図書館。
障害児教育の本が充実していて、こんな本よく置いてあるなというのがあります。
この本は山口の特別支援学校の先生が書かれた本ですが、指導法だけではなく、使える楽器、アイテムが多く掲にされているのが特徴。
楽器の玩具からエレキギターのエフェクター、ミニアンプ、オープンコードの応用、チューナーマイクの応用、ブルースハープにデジタルパーカッションなどなど。
後半は楽譜ソフト、iTunes、作曲ソフトの使用方法等。
パワポ絵本の画像切り取り、アニメーション効果の使用にも言及。
とても使えそうです。