運動会中学部ゲームの種目名は「モンスターハンター」に決定。
その第1回目練習が本日ありました。
種目の原案を自分が立てたのですが、原案ではスイッチ類があまりにも多用されていて、操作方法が分からない先生がほとんどで、(私も昨年1学期まではわかりませんでした。)装置のトラブルがあったり、準備が大変という意見があり、(確かにもっとも)モンスター倒しの電動ろくろで箱を倒すのと、送風機ロケットはやらないことに。
1コースのボールスライダーとPCでスイッチ操作で画面のモンスターを倒すのは授業でやっていることだし、同じグループの教員も見通しを持てているため、原案通りにやることに。
昨年度はボーリングでペットボトルを倒すのみの競技に比べると大道具もたくさんあり、スイッチをメインにする競技は初めてとあって、見通しを持てない先生方が多かったのは仕方ないこと。
もう少し準備期間があればよかったのですが、今回急遽決まった競技なので仕方ありません。
そして本日初めての練習。
3コースの黒い電動バギーカーはパワー十分で難なく車椅子をひっぱれるのですが、2コースの電動白バイのほうはパワー不足でなかなか進まず。
しかし、少し教員がはずみをつけて押すことで、なんとかなりました。
この電動カーで車椅子を引く活動はマジカル本に掲載されていますし、前任校で珍しいものではなかったのですが、我が校では見たことない先生方がほとんどだったため、本当に車椅子を引っ張れるのか心配な方も多かったようです。
しかし、今日の練習で実際動く車椅子を見て安心してくれたようです。
また一番うれしかったのは、今までの運動会で自力で移動することができなかった生徒が自力で移動できるうれしさを感じてくれた(たぶん初めての経験)こと。
こんなにスイッチを押し続けられのか!と私自身びっくりする生徒がいたり、因果関係が分かっていなさそうに見える子がしっかり分かっていたり、また究極的なのは、もっとスイッチを押して何回もやってみたいと泣いて教員に訴える生徒がいたことです。(その子はしゃべれませんが泣くことで、しっかり教員に訴えいました。その子は学部練習のあとも個人練習をやっていました。)
苦労して準備を進めたかいがあったというものです。
また今回の準備で感じたことはやはり、教員が協力しあうこと。
自分ひとりでやってるんじゃなく、中心者(私)は他の教員を信じること。
これだけ大掛かりなことをやるには教員同士が楽しく、自発的にやることが大事だと痛感します。