信州特別支援教育情報誌slide Vol.2が以前届いていましたが、感想を書いてみました。
本年、1月に創刊されたslide。
長野県のすぐれた特別支援学校の教員が執筆されています。
内容はとてもトンガリつつも、わかりやすく、面白い。
創刊号は無料で希望者に配布されていました。
この雑誌を読み、2月には信州特別支援教育カンファに参加しました。
70年代後半ROCKが死にかけていたときに登場したPUNKが口コミのファジンというフリーペーパーで火がつき、爆発的に広がった。
そんなファジンを連想させる雑誌といえば大げさか?
旧態依然とした特別支援教育界に大きな風穴を開けてもらいたいものです。
ひとごとのようですが・・
特集Droplet Projectの感想
↓
”僕たちにはメッセージはない。まったく”という言葉にしびれます。かっちょよいです。
Dropsが生まれ経緯もよく分かり興味深く読ませていただきました。
DropSketch DropStep DropCard等が無料と書いてありますが、ダウンロードの仕方が分かりませんでした。
せひ教えて欲しいです。
竹内Tの漫画の大久保Tの描写が笑えました。
Mr.Yajicの特別支援教育講座の感想
↓
すぐれたアセスティブテクノロジーの作製技術を持ちながらTEACCHや視覚支援にもお詳しい方はあまりいないのでは?
名著『絵カードとコミュニケーション支援』からの引用を用いて、PECSが大人が子どもをコントロールするものでなく、子ども自身のものということがわかりやすく述べられています。
コミュニケーションにおける大切な3つの発信①要求②拒否③注目も大事だなと分かります。
コミュニケーションの落とし穴も充分、教員が留意すべき点だと思います。
「教材・教具の花道」の感想
↓
文章が対話形式になっているので、面白く分かりやすいです。
生活単元学習(非科学的なあいまいな教育)がどれだけダメなのかわかりやすいです。
筆算という方法にこんな歴史があったとは初めて知りました。算数も視覚支援があってこそ分かりやすくなるんですね。
「コンサルな日々」の感想
↓
教員集団のアセスメントという面白い視点が斬新ですね。
確かに教員チームの息が合わないとパフォーマンスは落ちます。
しかし合うか合わないかは運なので、合わなかった場合の集団タイプをABCに分け分かりやすく説明がなされていました。
結局教員はプロなので、息や考え方が合わなかったとしても、同じ目的にのっとってパフォーマンスを高めていかなければならないとうのがよく分かりました。
「特別支援Rock'n Roll」の感想
↓
『特別支援学校教員には2種類の人間がいる。
「教材をつくる人間と作らない人間」そこに大きな差があると思えてならない。』
全く同感です。かっこよい言葉です。視覚支援嫌いな教員、教材を作らない人間の根本的な理由「めんどくさいから」これも納得。教材の作り方(ミシン、電ノコ、ハンダ、パワーポイント、配色)を大学で教えろという斬新なアイディアも面白いです。教材は模倣しながらも作るなかでその教材のよさが本当にわかってくるもんですよね。
「妊婦で体験 感覚過敏」の感想
↓
妊婦になるとこん知覚過敏になるんだというのがよく分かり、言葉で表現できない過敏の子は本当につらいんだろうなというのが分かります。
Book Review「レイルマン」の感想
↓
視覚的、具体的、肯定的な表現という言葉をMr YAJIC
先生が始めて知った本ということです。
とても気になる本です。
ぜひ購入したいです。
支援機器Reviewの感想
↓
シャクライくん(おしゃくをしてくれるバンダイのおもちゃ)ぜひヤフオクで手に入れたいです。
釈由美子のフィギュアがお酌をする「釈de酎」も是非実物を見てみたいです。
漫画ムチューデントの感想
↓
笑えます。非常口マークが好きな子いますよね。
その他の感想
↓
面白くない「肢体不自由教育」という本は今年度は買わないことにしました。
そのかわりslideは毎回購入します。
以上です。
British Cryptids: The Ramflaggie Of Argyll (1974)
-
'In Scottish folklore there are many stories of strange creatures that
inhabit the lands once known to the Romans as Caledonia. Water-horses swim
in the ...
1 日前