2010年7月4日日曜日

iPhone無料アプリ絵本 ”テロメアの帽子”



iPhoneの無料アプリ絵本をいろいろ検索してみましたら、何個かありましたが、その中で秀逸だったのが、この”テロメアの帽子”

シュールな内容で学校の生徒にストーリーの理解は難しいかもと思うのですが、語り口、BGM(音響)、人物の動き、絵が面白いです。

指でページをめくる感触も楽しい。

空いた時間に生徒にやらせてみたいなと思いました。








動画

2010年7月3日土曜日

修学旅行 無事終わる


2泊3日の修学旅行が無事終わりました。

肢体不自由校なので、そんなに遠いところではなく、都心の某青年館に宿泊。

EPSONアクアスタジアムやTEPIAなどの施設を見学する日程でした。

肢体不自由校の最重要課題は全員無事に過ごすこと。

その中でも特に重要なのが食事の形態食(初期、中期、後期、マッシュ等)

誤嚥事故が一番怖いことで、一歩間違えると命の危険もあります。

ホテルやレストランで形態食を作ってもらうよう事前に交渉するのですが、なかなかこちらの思うような形態にならず、特に初期食などザラつきや粒などがあるようだと、こちらで再調理器具を持ち込んで滑らかになるまで潰します。

ちょっとびっくりな出来事もありましたが、大事には至らず、全員無事に帰れてよかったです。

本当に食事は怖いなと思いました。

担当の生徒がなかなか寝なかったり、熱がこもってしまってクーリングしたりで終始寝不足状態でしたが、なんとか自分も体力が続いたのでよかったです。

話はかわって自分が中心になって作った生徒用のしおりは たびい’s mileとDrops ,bo-symbolを駆使し、カラー印刷で作ったため、好評でした。

何度も家で見返すうちに失くしてしまった生徒がいて、再発行するようなこともありました。

2010年6月27日日曜日

信州特別支援教育情報誌slide Vol.2の感想を書きました。

信州特別支援教育情報誌slide Vol.2が以前届いていましたが、感想を書いてみました。

本年、1月に創刊されたslide。

長野県のすぐれた特別支援学校の教員が執筆されています。

内容はとてもトンガリつつも、わかりやすく、面白い。

創刊号は無料で希望者に配布されていました。

この雑誌を読み、2月には信州特別支援教育カンファに参加しました。

70年代後半ROCKが死にかけていたときに登場したPUNKが口コミのファジンというフリーペーパーで火がつき、爆発的に広がった。

そんなファジンを連想させる雑誌といえば大げさか?

旧態依然とした特別支援教育界に大きな風穴を開けてもらいたいものです。

ひとごとのようですが・・

特集Droplet Projectの感想

”僕たちにはメッセージはない。まったく”という言葉にしびれます。かっちょよいです。
Dropsが生まれ経緯もよく分かり興味深く読ませていただきました。
DropSketch DropStep DropCard等が無料と書いてありますが、ダウンロードの仕方が分かりませんでした。
せひ教えて欲しいです。
竹内Tの漫画の大久保Tの描写が笑えました。



Mr.Yajicの特別支援教育講座の感想

すぐれたアセスティブテクノロジーの作製技術を持ちながらTEACCHや視覚支援にもお詳しい方はあまりいないのでは?
名著『絵カードとコミュニケーション支援』からの引用を用いて、PECSが大人が子どもをコントロールするものでなく、子ども自身のものということがわかりやすく述べられています。
コミュニケーションにおける大切な3つの発信①要求②拒否③注目も大事だなと分かります。
コミュニケーションの落とし穴も充分、教員が留意すべき点だと思います。


「教材・教具の花道」の感想


文章が対話形式になっているので、面白く分かりやすいです。
生活単元学習(非科学的なあいまいな教育)がどれだけダメなのかわかりやすいです。
筆算という方法にこんな歴史があったとは初めて知りました。算数も視覚支援があってこそ分かりやすくなるんですね。


「コンサルな日々」の感想


教員集団のアセスメントという面白い視点が斬新ですね。
確かに教員チームの息が合わないとパフォーマンスは落ちます。
しかし合うか合わないかは運なので、合わなかった場合の集団タイプをABCに分け分かりやすく説明がなされていました。
結局教員はプロなので、息や考え方が合わなかったとしても、同じ目的にのっとってパフォーマンスを高めていかなければならないとうのがよく分かりました。

「特別支援Rock'n Roll」の感想


『特別支援学校教員には2種類の人間がいる。
「教材をつくる人間と作らない人間」そこに大きな差があると思えてならない。』
全く同感です。かっこよい言葉です。視覚支援嫌いな教員、教材を作らない人間の根本的な理由「めんどくさいから」これも納得。教材の作り方(ミシン、電ノコ、ハンダ、パワーポイント、配色)を大学で教えろという斬新なアイディアも面白いです。教材は模倣しながらも作るなかでその教材のよさが本当にわかってくるもんですよね。


「妊婦で体験 感覚過敏」の感想


妊婦になるとこん知覚過敏になるんだというのがよく分かり、言葉で表現できない過敏の子は本当につらいんだろうなというのが分かります。

Book Review「レイルマン」の感想


視覚的、具体的、肯定的な表現という言葉をMr YAJIC
先生が始めて知った本ということです。
とても気になる本です。
ぜひ購入したいです。

支援機器Reviewの感想

シャクライくん(おしゃくをしてくれるバンダイのおもちゃ)ぜひヤフオクで手に入れたいです。
釈由美子のフィギュアがお酌をする「釈de酎」も是非実物を見てみたいです。

漫画ムチューデントの感想

笑えます。非常口マークが好きな子いますよね。

その他の感想

面白くない「肢体不自由教育」という本は今年度は買わないことにしました。
そのかわりslideは毎回購入します。

以上です。

『高機能自閉症児を育てる』小学館101新書

この本をtwitterで写真付き(twipic)でtweetしたら300以上のアクセスがありびっくりしました。

画像の右下に閲覧された数が載ってます。

高機能自閉症児の息子さんをお育てになったお母様の記録本。

お母様自身が自閉症療育の学究の道に入られている方なので、とても客観的に書かれていますが、お子さんへの愛情が伝わりました。

知的障害のない高機能自閉症やアスペルガーなどのお子さんは、普通学級に入ることが多いため、その分トラブルも多くなりがちですし、周りの理解もえられにくい。

20年前は今より高機能自閉症の理解がほとんんどなかった時代での大変さが語られます。

そうした経験を踏まえて、普通学校の教員にどう高機能自閉症のことを理解してもらうか、いじめにあったときにどう対処したか、どのようにソーシャルスキルを身につけさせたかなど、とても参考になり、再現性の高い本です。

といっても著者は「私の方法をそのまま真似してもうまくいかない。この本から得られたものを自分なりに考えて、さらに発展させてほしい」旨が書かれてありました。

帯を読むと高機能自閉症のわが子が京大大学院まで行かせたと自慢本のように誤解してしまいそうですが、全くそうではありません。

著者自身も学歴が高いことが逆に本人へのマイナスになるのでは、これからも人生の難関は続くと述べられています。

あまり高機能自閉症のような子どもに携わることのない特別支援学校の教員は読んどいたほうがよいかもです。
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2010年6月26日土曜日

サウノスヴァルカコンセプト

サウノスヴァルカコンセプトというソフトがしましま日記というブログに掲載されていたので、早速ダウンロード。

とても面白いソフトで情報提供に感謝です。





無料ですぐ簡単にダウンロードできました。

昨日のプール見学組の生徒に空いた時間にやってもらいました。

最初はトラックボールプラスを連結し、ドラッグ状態で固定。


ドラッグして動かすと和音になり、波紋のような模様が広がります。

生徒はトラックボールのボールを転がして和音の音を出していました。

次の生徒には棒スイッチを連結し、ワンクリックで、音を出し花火のような模様が出ていました。

とても面白いソフトです。

2010年6月19日土曜日

伝言メモミニキットのよい使用例

 

以前ブログで紹介したことのあるガシャポン伝言メモですが、作りが雑で見た目が悪い。

同じ伝言メモミニキットの部品を使ったもので、タッパーを使った作品がブログで紹介されていました。

こちらのほうが見た目もよいし、作りやすそうです。
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おもしろいVOCAだし部品が600円と安くできます。約10秒は録音できたと思います。

中3進路体験実習



私の分掌は中学部でただひとりの進路指導担当です。

10月以降、我が校の中3進路体験実習が始まります。

我が校の中3は20人以上おり、3A、3Bと二つのクラスに分かれています。

freemindで進路実習の場所をmindmapでまとめてみました。

個人情報はぬりつぶしてあるので何がなんだかわからなくなってますね・・・

学校のTAIMSでは個人のソフトは使えないのでmindmanagerやimindmapが使えないので困りますが・・

文字だけでまとめるよりも、ぱっと確認できるのでよいです。

夏期休業中はその進路先のあいさつ回りで忙しくなります。

今まで小学部にしかいなかった私は本校で進路に携わるようになり、とて勉強になります。

小学部にいると卒業後という視点がなかなかおろそかになりがちです。

学校にいるときも大事ですが、子ども達にとって本当の勝負が卒後の進路ですから。
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2010年6月10日木曜日

トイレの手順 改定(ダメだしが出たので・・)



セガレの視覚支援のため作った「ズボンをぬぐ」シンボルですが、

カミサンから「わかりにくいので手足はいらない」とダメだしをくらってしまいまいました。








そこで簡略化。

シンボルってやはりどういう絵にして、どこを削るのかは難しいなと自分で作ってみて実感しました。

まだまだ修行が足りませんね、






手順表も「縦一列にしたほうがよい」とのことで作り直し。


たしかにこの方が分かりやすいですね。




2010年6月8日火曜日

moro しんぼる 作成!




セガレのトイレの仕方がきちんとできないので、手順表を作ってみました。

ところがズボンの脱ぎはきのシンボルがDorops700にもbo-symbolにもない。

google画像を検索してもよいものがないので、excelで自作してみました。

ぬぐ


















はく

















トイレで流すのも作ってみました。

うーん我ながら、下手くそであります。

当然、bo-symbolのように量産するつもりはさらさらありません。

どなたか、もっとましなものを作ってくださるとありがたいです・・
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2010年6月5日土曜日

修学旅行のしおり作成中


修学旅行のしおりを作成中。
ぽっしゅん教材のたびのしおり作成ソフト
びい’ずmile
dropsのシンボルbo-symbolを使わせてもらってます。

今までしおりを作るのは苦痛だったし、面倒くさかったのですが、これらを駆使すると、作るのが楽しくなってきます。

drops700個のシンボルは数が多いので画像を探すのが大変ですが、bo-symbolのようにカテゴリーにフォルダ分けしておくと便利だというのに気づきました。

dorp-talkもそうなってますもんね。

行く所は都心の宿泊施設。

都心の施設を見学したり、食事をしたりします。