本日、隣の学区域の肢体不自由校でテレワーク生徒講演会がありました。
テレワークとは在宅勤務のことです。
在宅勤務は通勤が困難な肢体不自由の方だけでなく、体調の波が大きい精神障害の方や家で仕
事をしたい母親等の就労形態として注目を集めつつあります。
今日は本校の生徒と参加させていただきました。
在宅の働き方として2種類あります。
①在宅雇用・・・・最低賃金は保障されるが時間の束縛や出勤管理をきちんとしなければならない。
HP作製 Webデザイン 等高度な仕事が中心。
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①在宅雇用(自宅でさすがにスーツは着ないでしょうが
メリハリつけるためにきちんとした服装をする
という話もあった。) |
②在宅就業(SOHO)・・・・最低賃金は保障されないが自分の体調に合わせて勤務時間を調整できる。
word excell の知識があればこなせる比較的簡単な入力作業が中心。
作業単価も単純な入力ほど賃金が安くなる。
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②在宅就業(SOHO)
SOHOとはsmall office home officeの略 |
①の場合、家での作業が中心となり、給料は高くても人との接点が少なくなるので敬遠する方もいます。
②の場合、週に2日は自宅で仕事して残り3日は福祉施設に通うということが可能で、給料は安くてもこちらがいいという方もいます。それほど高いPCスキルもいらないし。
肢体不自由校の新たな進路先として②のような働き方が一つの可能性としていい感じです。
今日はいつもお世話になっている東京都障害者IT地域支援センターと在宅就業(SOHO)をおこなっている企業の方からの話、また実際在宅雇用で勤務されている方の体験談等が聞けて非常に有意義でした。
12月にはウチの学校でSOHOを視野に入れたテレワーク実習を行う予定です。