2010年1月27日水曜日

面白い特別支援教育雑誌ならslide


昨日、隣の机の先生が『肢体不自由教育』という雑誌を読み、あくびをしながら「これあんまり面白くないのよね、難しくて」といっていたので、

「面白い雑誌がありますよ」と信州特別支援教育誌slideを渡すとムチュ~デントを読んでいました。

他の記事もl真剣に読んでくれ「熱心な先生がいるのね」と感心しておりました。

私も何度も読むほどにためになります。

信州の先生方はブログだけじゃなしにフリーペーパー無償配布という戦法に出ていてすごいです。

お礼もかねて当ブログに信州カンファのバナーを勝手に貼らせていただいております。

2010年1月26日火曜日

傾斜スイッチのレーザーポインター 大活躍

正確にいうと傾斜スイッチのレーザーポインターを生徒が使って百人一首大会で活躍しました。

この百人一首大会は我が校の道路向かいに区立中学校があり、その学校主催の百人一首大会に我が校の生徒が参加するのが毎年恒例になっています。

以前ブログで紹介した傾斜スイッチのレーザーポインターでその生徒は健常者の中学生と混じって18枚をGETしたそうです。

他のグループの生徒なので使っているところは見たことがないのですが、本人は張り切ってがんばっていたそうです。

百人一首大会に出た先生も感謝してくれました。

またレーザーポインターの内部の写真を掲載します。

最初は傾斜スイッチを縦に立てたのですが、それだと大きく傾けないと傾斜スイッチ内部の金属球が動かないので、足の部分をぐにゃりと曲げ横向きにしたのが苦労したところです。




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2010年1月25日月曜日

スモーク オン ザ ウオーター グループの展示

高等部 「スモーク オン ザ ウオーターで朝の会」のグループの展示はエレキギターにボトルネック(本当のガラス瓶のボトルネック)のスライドギター教材。

かっこよすぎ。

ギターボディーに映えるピースマークがまぶしいです。

40年以上前のウッドストックフェス テンイヤーズアフターのアルヴィン リーを彷彿とさせます。


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ミニ福祉機器展 主事室の展示がピカイチ

ミニ復福祉機器展の展示で一番気合が入っていたのが主事さんの展示。

すごすぎます。

2月に展示予定のフェルト作品を出品してくださいました。

鬼をやっつける雪玉まで用意されています。

イラストもお上手です。

教員の教材よりもすばらしいです。

教員以外の方が子どもたちのためにこんなにしてくださるとは感謝です。








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我が校のミニ福祉機器展に出品


我が校のPTA主催の福祉機器展が明日開催されます。

そのため今日は展示の準備をしました。

昨年度までは業者の出品が多かったようなのですが、今年度は出品点数が少なく、急遽教員の教材も出して欲しいとの要請が・・・。

各学部 言語室 自立活動部 主事室 から出品がありました。

しかし、要請から展示日まで期間が短かったため、出品点数としてはあまり多くはならなかったようです。

我がグループはいままで本ブログに載せてきた手作りスイッチと電動玩具類を出品。

スイッチレコードプレイヤーはほとんど自分だけで楽しんでいたので教材といえるかどうか・・・

教材だけだとなんなので、その教材を生徒達が使っている様子を写真と文章で紹介する紙も添えました。


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2010年1月24日日曜日

フロッピーディスクケーススイッチに似た新たなスイッチ発見



フロッピーディスクケーススイッチに似た新たなスイッチを言語室で発見しました。


今まで見たことのないスイッチです。


見た目よりはけっこう軽いです。


カゴに無造作に6個ほど突っ込まれていて、ビッグマックやジェリービーンスイッチに比べて人気がないのかあまり使われた形跡がありません。


(ビンテージクローズ業界やビンテージレコード業界でよく使われる用語でいわゆるデッドストック(古い未使用品)?)


色もなんかレトロちっくで6,70年代っぽい。


自分でホッペで押してみると軽いタッチでカチッとスイッチが入り、よい感じでした。


使わないともったいないです。

スヌーズレンをラッチ&タイマーでスイッチ操作



Aグループの宇宙旅行の授業で生徒にスヌーズレン操作をやってもらいました。

PC画面の切り替えや電池玩具を動かしたり等はスイッチの一瞬の操作でよいのですが、スヌーズレンだと一回スイッチ押したら一定時間、動いていないといけません。

そこで便利なのがラッチ&タイマー。



最近までラッチ&タイマーの名前は知っていたのですが、用途はしりませんでした。


スヌーズレンを言語室で借りるときに言語の先生が「ラッチ&タイマーもあると便利よ」と使い方を教えてくれました。


つまみで電気が流れる時間を調節できます。


授業ではやはりフロッピーディスクスイッチのほっぺ押しで生徒は操作して楽しんでいました。

2010年1月23日土曜日

Aグループの宇宙旅行パワポ教材完成

昨日、Aグループのうちゅうりょこうの授業にパワポ教材間に合いました。

昨日は初めての週5日の週末ということもあり、お休みが多く、参加生徒は2名でした。

宇宙船や背景をリアルな写真にするのでなく、視覚絵本のような原色と単純なデザインにして生徒に見させました。

イラストの顔の部分は実際はお子さんたちの顔写真が貼り付けられています。

いままでこういうプロジェクターの画面に目を向けなかったお子さんが原色の派手な画面のせいか目を向けてくれました。

また体力的に長く集中できないお子さんも自分の姿が出てくると張り切って画面を見ていました。

BGMはサンダーバードOPテーマ日本語バージョンをそのまま使用しました。

画面の切り替えはフロッピーケーススイッチと棒スイッチを使用し、生徒にやってもらいました。

また年初のICT研修でアクセスインターナショナルの方が教えてくださった「数字キー押してそのあといenterキーを押すとその数字の画面に切り替えられますよ」というアドバイスどおりにやったら、すぐその子どもの画面に切り替わるので非常に便利な裏技でした。

2010年1月21日木曜日

Aグループのうちゅうりょこう(ぱわぽ教材)

3学期の我がグループお話の授業では2学期の反省を生かし、プロジェクターで見る教材をもっと簡略化し、情報量を少なくし、視覚に訴える内容がよいのではとの意見を取り入れて、パワポの教材を試作しています。

ある先生から駒形克己の視覚絵本のようなものがよいのではと助言をいただき、それを参考に簡略化した宇宙船を作図し、パワポに取り込みました。

男の子の部分には生徒の顔写真を取り込もうと思っています。

音はサンダーバードにして遊んでみました。

画像をポちっとなとと押していただくと宇宙船が動きます。


2010年1月19日火曜日

重度のお子さんとICT(情報通信技術) その3


フロッピーディスクケースのスイッチはケースの中にマイクロプッシュスイッチが入っただけの単純な構造ですが、中が透明で中身が見え、また軽い力でスイッチが押せます。

手でスイッチを押せないお子さんが多い我がグループでは頬でフロッピーディスクケースのスイッチ押させてみました。

するとそれを繰り返すうちに3人のお子さんが自分からその方法でスイッチを押せるようになりました。

頬で押すにはこのスイッチが丁度よかったようです。

我がグループのお子さんたちは今までスイッチ操作を経験したことがほとんどなかったようですが、この方法で自分の意思でパソコン操作やミキサーを回したりすることができ、自分で動かす楽しさを感じてくれたようです。

研究協議会ではこの発達段階のお子さんがスイッチと結果の因果関係を理解するのは難しいのではないかという意見が出ました。

確かに因果関係はわからないかもしれませんが、スイッチを押すことによって何か変化が起こるというのはこの3人は分かっています。

それは何回も繰り返していくなかで分かっていくことだと思います。

われわれ健常者だって考えればスイッチに囲まれて生きています。

パソコンのキーボード、リモコンスイッチ、コンロ、ストーブ、レンジ、電灯、など数えればきりがありません。

それをいちいち何で動くのかとか考えることなく、経験で繰り返し、当たり前の感覚になっていますよね。

因果関係が分からなくてもそうやって我がグループのお子さんに自発的な行動が出たというのは素晴らしいいことだと思いました。

当然我がグループでは一対一で大人がつき、(言葉が出ないので)感情や要求を大人が読み取りながらコミュニケーションをとっていきます。

しかし大人側からの働きかけをただ受けるだけではなく、自分からも自発的な行動が出るというのは大きな発見でした。

それができたお子さんも達成感や喜びがあったと思います。