2011年6月26日日曜日

肢体不自由特別支援校での通級指導




免許更新講習対象年齢ということで、昨年は必修講習を受講し、今年は選択講習ということで、この講習を選択。

筑波大学付属桐ヶ丘特別支援での通級学級の指導を学ぶという講習。

昨日行ってまいりました。


午前は授業見学。午後は講義と筆記試験でした。

  肢体不自由校における通級指導というのは
    全国的に少なく一昨年のデータでは小中学校合わせて20名程度。

知的の通級指導はいくらでもありますが、このデータを見ても 肢体不自由校における通級指導というのは希少だということが分かります。

桐ヶ丘特別支援でやっているのは
    通常学級に在籍する肢体不自由児の通級指導です。

  午前は授業見学。
    
書道
      虫という文字の書写
    
    算数
      線対称・点対称
      視覚認知特性を考慮した指導。
     
 パワポとプリントを使って効果的に使っていました。
    
体育
      5分間走行
      風船バレー
      小1〜小6の児童が参加。
  
午後は講義がありました。

    肢体不自由児の通級指導の現状
    
  身体・PT的なことの支援はやっていない
        家庭で他の医療的機関のPTで満足しているので、身体のことの支援等は行っていないというのが意外でした。

      主にはコミュニケーション・認知に関する支援・教科指を行っているということです。

      他には

    通常学級の肢体の子で知的の通級に通う例もある。
(肢体の子でもADHDやLDの特性を持つ子がいるので)
     
    肢体不自由児の図形認知特性は
   
かなり学力が高い子でも
        脳機能の問題で図形の認知に歪みがあり
          視野が狭かったり
          部分的にしか見えなかったり
        数字の計算はできても
          簡単な図形パズルができなかったりする。ということです。
       
 てだてとしては
          パズルを部分的に隠し注目する部分が拡散しないように
          補助線をひく
    
体育の講義では健常児の中に車いすの子が集団参加するうえでの留意点
      教員がグループを作り、一人だけ車椅子に乗り、風船バレーで実際に体験。
       
        健常児に車椅子の子が混じっての集団参加での安全に留意すること、車いすの子の位置
等を体験的に理解できました。
    
通常学級の肢体不自由児は手は大体使えており、筆記も可能。
 
勉強も普通のペースについていけている。
  
しかし、視覚的認知特性の歪みで、数学の分数・図形でつまづきやすいので、そのへんの配慮が必要だということでした。

 なにか特別な教材などがあるのかと思っていましたが、そうではなく、認知特性や集団参加の仕方等色々な配慮をして通級授業が成り立っていることが分かりました。

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