2010年5月25日火曜日

いろいろなスイッチ類も支給される。(都立学校ICT計画用障害支援機器)

先日の都肢研アセスティブテクノロジー部会で説明があった、(都立学校ICT計画用障害支援機器)のスイッチ関係の 機器が既に我が校にも入っており、情報主任の先生から、「どんどん使って」とわたされました。

赤外線でPCをスイッチで遠隔操作できる”なんでもIR” ”小型のラッチ&タイマー” ”ひもスイッチ” ”リモコンリレー”など

有効に活用したいと思います。



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タッチパネルのモニター(都立学校ICT計画用障害支援機器)


都立学校ICT計画用障害支援機器としてこの四月に我が校に配給された タッチパネルのモニター。

早速我がグループの授業で使わせてもらいました。

昨日も欠席者が多く、生徒一人だけの授業となりました。

布団で横になっていることが多い生徒にとっては画面が90度回転するので大変便利。
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2010年5月24日月曜日

電動エアベッド おもしろい!(動画付き)


昨日、 カミサンのお使いで ドンキにいったところ、電動エアベッド なるものを発見。

ちょっと予想もつかないような物が安価で売られているのがドンキの面白いところ。

これは偶然、発見したものにしては、優れものでした。

早速、棒スイッチ、ACアダプタを連結して授業で使用。

空気を抜くのはバルブを回せばすぐ抜けますし、脹らむのも電動で1分とかかりません。

サイズは190×90×18(センチ)です。

動画

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2010年5月23日日曜日

5月15日 運動会 無事終わる その2(要医ケア、健康状態が不安定な生徒も元気に参加)

今回、中学部のゲーム種目(徒競走に出ない生徒の競技)が昨年のボウリング(小さな滑り台を利用してボールでペットボトルのピンを倒す)から今回のモンスターハンターに変更された理由は以下の通り。

我がグループ(要医ケア、健康状態が不安定な生徒が在籍)の生徒のように自分で身体を動かせる部分が少ない場合ボウリングでは教員のやらせになり、見せ場が少ない。(教員と一緒にやるというのも大事だとは思いますが、それだけでは・・・)という意見が上がったからです。

また (徒競走に出ない生徒の競技)といっても、5つの課題別グループにまたがった生徒がおり、それぞれ認識面においても、運動面においても、大きな開きがあります。

そこで3コースに分け、それぞれの発達段階に合ったと思われる競技に出場してもらうようにしました。

このアイディアは、先日のブログのアセスティブテクノロジー部会で棒スイッチの棒を分けてくださったK先生と前任校の運動会の内容を大幅に変えた経験があり、その記憶が大いに生かされています。

1コースは我がグループ(要医ケア、健康状態が不安定な生徒が在籍)の生徒が出場するコースで、自分では手が動かせる生徒もいますが数名、顔を動かせる生徒が数名。訪問籍の生徒も出場。
 スイッチ操作に関しては普段の授業で4月からずっと使っており、2,3コースの生徒よりもスイッチ操作には慣れていました。

また大型画面とPCを使った授業も積み重ねてきていたので、立体物のモンスターを倒すより、画面のモンスターを倒すほうが生徒達にとっては視認しやすい活動のので、これを取り入れました。

また体育的活動としては、ボールスライダーの上で教員に抱っこされて載り、動くことを体感し、手や顔を動かしてスイッチ操作をすることを課題としました。

低い位置で動くボールスライダーはわがグループの生徒達にとっては認識しやすく、おもしろい活動だったようです。

問題は競技中でも、喘鳴があったり、SPO2が下がったりするとそのケアをしなければなりません。

気管切開の生徒もいます。

車椅子の乗せおろしも慎重にやらなければなりません。

当日はグループの4人の教員と競技中の教員の動きのシュミレーションを念入りにし、万全の体制で臨みました。

幸い本番では体調は皆良好で、吸引などの必要もなく、なんと1コースは欠席者なしの全員参加で無事競技を終えることができました。

5月15日 運動会 無事終わる(スイッチのポジショニング)

もう一週間以上たってしまいまいましたが、我が校の中学部、高等部合同の運動会が5/15(土)に開催されました。

中高合同ということで、ひとつひとつの競技時間が延びすぎてはいけないので、時間も気にしなければなりません。

自分が担当したモンスターハンターは準備時間、片付け時間と競技時間合わせて15分との制約が。

8レースあり、準備l、片付けで3分。競技時間は正味10分強と考え、1レースの競技時間は1分と考え、担任の先生方にはひとりひとり1分で競技時間が 収まるようにしてもらいまいした。

ゴールするスピードを競うものではないので、早く終わりすぎても見せ場がないので、1分の時間のなかで、生徒が力を発揮できるように考えてもらいました。

協議中は1コース(重度の生徒達のコース)につきっきりだったので、2コース。3コースの様子は見れませんでしたが、後でビデオを見直すと、皆力を発揮してがんばっている様子が伺えました。

今までスイッチのおもちゃを勧めても嫌がっていた生徒が電動バギーカーの棒スイッチは一生懸命押して進んでいました。

また予行練習で電動バギーカーで出場する中学部の生徒を見て、他学部の生徒が自分もそれで出場したいと申し出があり、自分のレースで使用するというエピソードもありました。

ただ、先日の自己申告の面接で、副校長が「競技内容はよかったが、担任の先生方があせってか、スイッチのポジショニングやフィッティングがを生徒の手の届きにくい位置にセッティングしていた場合があった。」とのこと。

今回準備期間が少なく、スイッチ類をあまり使用する経験がない先生方が多かったので、そこまで周知することができませんでしたが、スイッチのポジショニングは確かに大事なことだと思いました。

今回2コース、3コースは棒スイッチしか使いませんでしたが、生徒によってはひもスイッチやビッグマック型のスイッチ等を使用すればよかったかも・・・

そのへんまで先生方と話し合えるとよかったかもしれません。

2010年5月20日木曜日

Buzan's iMindmapで研究授業のブレスト


Buzan's iMindmapの試用版をダウンロードしてこれからやる研究授業のブレストをやってみました。

使ってみて、使いやすさはmindmanager8のほうが断然使いやすいです。

しかし、このきれいな色使いと根っこのような視覚的なブランチの形が脳を刺激するのかアイディアがボンボン浮かんできました。

いろいろアイディアを出すにはこちらのほうがよいかも・・・

試用版なので21日間しか使えませんが・・・

研究授業ではパワポスライドのような2次元、バーチャルな世界だけでなく(これも大いに効果絶大なのですが)3次元の立体物でも勝負したいなと思っています。

2010年5月19日水曜日

電動バギーカーでモンスター倒し

本日、午前のグループ授業は体調不良や通院などで出席者は一人。

それでも授業はやりました。

MR.YAJICの特別支援教育のブログに載っていた「ジーニーパンチ」を参考に・・・

スイッチで電動カーを走らせ、運動会「モンスターハンター」2コースで使用されたモンスターに体当たりさせ、倒しました。(一回のスイッチ操作で走り続けるようラッチ&タイマー使用)

我がグループは運動会当日はテレビ画面のモンスターを倒したのですが、立体物を倒すというのも、生徒本人は楽しかったようで、繰り返しスイッチオンしていました。
 動画

2010年5月17日月曜日

「肢体不自由のある子どもの自立活動ガイドブック (単行本)」をペラペラめくって・・・

本日は運動会の代休でしたが、事務的な仕事が運動会準備でほとんどやれず、たまってしまっていたので、休日出勤。

平日の休日はセガレが幼稚園でいないので、ゆっくりと昼間に仕事できるのでいい感じ。

普段読めない研究書などにも目を通しました。

その中に特総研が出版していた「肢体不自由のある子どもの自立活動ガイドブック (単行本)」を発見。

初めて読んだのですが、あやふやになりがちな特別支援教育における自立活動について詳しく述べてあり、とても参考になりました。

しかしamazonでは品切れになってました。

その中に肢体不自由養護学校 教員に求めらる専門性を知っていますか?という項目があり、一般の教育者としての専門性(教科指導力・生活指導力。・教育愛等)の他に障害に関する専門性が必要であるとし、重度重複化に対して必要な事項として

1.一人ひとりの子どもの実態把握や理解が総合的にができること
2.子どもや保護者等の心理面に配慮した指導ができること
3.運動・動作についての知識と技能
4.車椅子・補助具・自助具の知識と取り扱いの技能
5.疾病や健康管理に関する知識と技能
6.医療的ケアに関する知識と技能
7.摂食指導に関する知識と技能
8.情報機器、コンピューター、情報通信ネットワークに関する知識と技能
9.コミュニケーションに関する知識と技能
10.卒業後に関する知識と技能

以上の10点があげられていました。

まさにそのとおり。

したがって仕事量は莫大なものに。

ううちの学校あさ6;00~23:00ぐらいまで誰かしらが仕事してます。

ま~ 大変ですけどやりがいはあります。
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2010年5月16日日曜日

都肢研アセスティブテクノロジー部会

 
 

都肢研アセスティブテクノロジー部会でマジカル関連で著名な先生の講演が予定されていて、楽しみにして参加しました。

とことろが、なぜか予定が変更されて今年度肢体不自由校に導入された機器の説明会になってしまい、残念。

棒スイッチの白い部分(きりたんぽのような部分)をどこで手に入れていいかわからなかったところ、この部会で講演予定の先生からメールできりたんぽを分けてくださる旨の連絡をいただいていました。

講演が聴けなかったのは残念でしたが、きりたんぽを9個も分けていただきとても感謝しております。(K先生大変にありがとうございました。)

早速、翌日、我が校の言語室のきりたんぽのない棒スイッチ3個に装着しました。

私は知的特別支援学校を10年経験したあと、前任校に赴任。

そこで、はじめてアセスティブテクノロジーというか棒スイッチの存在を知りました。

手足の不自由な子どもたちがその棒スイッチで、いろいろなことができるのを見て、まるで魔法の棒のようだなと思いました。

今、都立の特別支援学校では2種類以上の校種を経験することが必須とされ、知的から肢体に異動する教員が増加しています。

肢体→知的はそんなに抵抗ないと思うのですが、知的→肢体は仕事の内容が全く違うので、戸惑う教員が多いです。

私もそうでした。

今の学校でもそういう方が多いのですが、アセスティブテクノロジー(AT)を導入すると、いろいろな活動の幅が広がるので、ATをよく知ってもらえるような手助けをしたいと思っています。
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5月12日都肢研で前任校に行く

 

5月12日都肢研のアセスティブ・テクノロジー部会があり、久しぶりに前任校へ。

研修も楽しみであったのですが、気がかりだったのが、スクールバスがどうなったのかということ。

昨年3月まで、前任校のスクールバス主任をやっており、丁度E学園が新設と同時に、広大な学区域が分割されバスのコース、台数とも大幅に変更される時期で、その仕事に忙殺されていました。

この4月に新宿、杉並方面を通るコースがなくなり、バスも大幅に変わると予想してました。

そして前任校にたどりつき、なつかしいバスコースの掲示板を見ると、新しい名前のバスが。

ろっぽんぎコースなんていうバスの名も!

研修が終わって前任校のバス担当の先生に状況を聞くと、長時間乗車だったコースも時間がだいぶ短縮されたようでよかったです。


4年前にバスが13台から14台に増えたとき、自分が急遽板を継ぎ足して作った痕跡も残されていました。(現在は12台だそうです。)

前任校は5年間いましたが、ずっとスクールバス分掌をやっていました。

大都会で渋滞も多く、リフトの故障や接触事故などがあると現場に急行したり、保護者や近隣の方からのさまざまな苦情に対処したりしたことが頭をよぎります。

スクールバス主任時代はバス位置情報システム(バスラポ)を立ち上げ、様々な設定に忙殺され、バスのことが心配で朝は5時台に家を出て、6時台には出勤してました。バスの仕事が校務の8割以上を占めていたため、正直、主任時代は授業の準備も満足にいきませんでした。

周りからあまり陽のあたらないスクールバスの仕事でしたが、様々なスキル(PC操作や事務的作業の進め方等)が身についたようで、今の自分に生きているようです。
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