2013年3月23日土曜日

マウス型スイッチの不具合改善

以前、ワンキーマウス用に作ったマウス型のスイッチを生徒さんに試してもらっていたのですが、うまく作動しないとのこと。

原因を調べていたら、どうやら改造マウスを作るのと同じ要領でミニプラグの線をつなげたのがダメだったらしい。

マウスのスイッチのまわりの基盤が影響してるのかなと思い、スイッチのまわりの基盤をニードルで絶縁したらうまくいきました。





2013年3月17日日曜日

「ぽっしゅん教材版シルエットクイズ」を普通の小学生対象ににやってみた。

地域の小学生の1年生から6年生の集まりでシルエットクイズをやってみました。

当然のごとく大盛り上がり。

シルエットの題材を工夫することによって、1年生から6年生まで楽しめます。

シルエットは透過背景の画像でないと使えません。Dropsの楽々シンボルコミュニケーションの本付属CD-ROMやぽっしゅん教材のbo-symbol,NO5透過背景画像があるので、とても便利です。

問題は写真を使うときです。パワポやエクセル2007以降には画像の一色を透明にする機能があります。芸能人などの白背景に近い画像をその方法で、背景を透明にして、明るさを最暗にすると透明のはずの背景まで真っ暗になり、その方法では使えませんでした。

adobe flashCS5.5でパブリッシュ設定や画像の分解、消しゴム機能などを使って透過背景にしたら、使えました。

他に透過背景にするのに便利なフリーソフトとしてはGIMPがあります。

だいぶん前におがっちさんがブログで紹介してくれて、私も参考にしたことがあります。

2013年3月10日日曜日

脳を鍛えるには運動しかない

「脳を鍛えるには運動しかない」

近頃、筋トレをやるビジネスマンは仕事ができる、とか病気になりにくい、とかいう本はたくさん出ています。

この本もそういった本なのかなと思っていたのですが、6章に「注意欠陥障害―注意散漫から抜け出す」というのがあり、ADHDに関する薬や運動の効用について書かれています。

また著者自身が自分をADHDと認めていて、80年代からADHDの研究を進めていたハーバード大医学部の准教授
だそうです。

2013年3月6日水曜日

保健室でもDropsが

ウチの学校で使われているシンボルはほぼ全てdrops化されましたが、いよいよ保健室でも使われ始めました。
あえて白黒バージョンを使い、色を塗っているのが独創的?

2013年3月5日火曜日

ワリバッシャーで電動ホッチキスを操作

ワリバッシャーで電動ホッチキスを操作してみました。

まだ実践投入してませんが、来年度からの作業学習に使えるかもしるません。

スイッチを押した後にややタイムラグがあってからホッチキスが綴じられるのが、なかなかいい感じです。
動画→http://youtu.be/Z1Gk-6zkp8U

2013年2月17日日曜日

今日借りた本

マインドマップ本はここ最近のものではかなりいいですね。
応用行動分析はビジネス書でもかなり同じ内容のようなものが出てます。

ハンドサッカー大会、無事終わりました。

昨日、駒沢体育館で行われたハンドサッカー大会が無事終了しました。

ハンドサッカー大会に初めて選手の補助として朝の会場準備から閉会式まで参加させてもらいました。

ハンドサッカーは20年以上前から東京都の肢体不自由養護学校の教員の有志でルール作りや運営を行ってきた歴史のある競技です。

すごいところは、ほとんど健常者のように走って動き回れる生徒(肢体不自由校は内部障害だけの生徒も在籍します)から、指先しか動かせない重度障害の生徒まで、出たいという意欲のある生徒は誰でも参加できるところです。

ボールはフィールドプレーでのほとんどはソフトバレーボールが使われます。

しかし、スペシャルシュートというのがあって、そのときは生徒の実体に合わせて、認められれば、どのようなボールを使ってもかまいません。

ボールは直径1mもあるようなバランスボールや巨大なサッカーボール、ボッチャのボール、ソフトボールやテニスボールなど様々です。

またスペシャルシュートの距離も生徒の実態に合わせて設定することができます。

ピッチングマシーンやスイッチなどの支援機器を使うこともOKで、まさに合理的配慮の行き届いたスポーツと言えます。

わが校から出場した生徒もスペシャルシューターとしてピッチングマシーンでシュートする生徒がいました。

その生徒のそばに試合にださせてもらいましたが、実際どのように使っているのか見るのは初めてでした。

ピッチングマシーンは上下の角度や左右の方向が一定であれば、ほぼ同一の飛距離と方向でボールが飛びます。

なので、教員がそれを設置してしまうと意味がなくなります。

試合では生徒自身がピッチングマシーンの向きを口頭で教員に指示。

ピッチングマシーンは台の上に置かれ方向が分かりやすいように長い棒がつけられています。

初回のスペシャルシュートでは生徒が指示した方向の通りにボールが飛び、見事得点を挙げました。

2回目 に廻ってきたとき、生徒が指示を出した方向は教員の私から見るとちょっと初回のときとはずれた方向でした。しかし、そこで口を出してしまえば、明らかにルール違反です。
やはりそのシュートは外れてしまいました。

こういうところで得点できることもあるし、できないこともある。しかしこれが生徒自身の判断で決まるということはとても大事なことではないかと思いました。

他の学校でもボッチャのランプスを使ったり、車椅子に手製のスロープを付けてあったり、投げ方も生徒それぞれ個性があってとても面白かったです。

競技ではしっかり独歩できる生徒が多いところが強いのかと思いきやそうとはいえず、チームワークがしっかりし、障害の重い生徒の特性も生かし切ったチームが強かったように思います。

開会式の話でハンドサッカーは心を育てる競技であり、そのような競技に体罰などあり得ないという話がありました。

本当にそうだなと思いましたし、生徒だけでなく、教員にとっても学ばせてもらえる競技だと思います。

今年から障害者国体のプレ種目となります。この競技が全国に広まるとよいなと思います。

このようなどんな障害の重い人も参加できるスポーツというのは肢体不自由生徒の卒業後の余暇を考えるうえではキャリア教育の大事な要素の一つだと思います。

2013年2月16日土曜日

今日は第24回ハンドサッカー大会に参加

今日は学校の生徒と一緒にハンドサッカー大会に参加します。

選手の補助で試合にも参加します。
私自身ルールが分かってないので大丈夫かな?

選手の生徒達は練習を積み重ね試合を楽しみにしています。


実力を発揮して楽しんでもらいたいです。

今駒沢体育館に向かっています。


2013年2月13日水曜日

慢性疾患を有する方の就労支援を進めるために ~難病のある方を中心に考える

埼玉職業リハビリテーション研究発表会

「慢性疾患を有する方の就労支援を進めるために
~難病のある方を中心に考える」というセミナーに参加してきました。

厚生労働省 の方からここ数年、精神障害の方の雇用の伸びがすごいそうです。
(発達障害の方が精神障害の手帳を取って就労するパターンも増えているようです。)

その他では(手帳のない)発達障害と難病患者の伸びが注目されるとのことでした。

難病患者の方は国から指定されて身体障害者手帳を持っている方と指定されず、手帳をもてない方もいるとのことです。

難病患者の方は職場に隠して働き続け、体調を崩して退職してしまうケースもあるそうです。

また企業も難病患者の方の雇用には今ひとつ、消極的だったようですが、国からの難病患者の方への就労支援に関するいろいろな助成も増えてきているようです。

難病患者というと筋疾患や心臓病等を思い浮かべていましたが、このセミナーでいう難病の方は見た目は健康に見える方で、実は深刻な病気(メニエール病、モヤモヤ病、リューマチetc)などを指していました。

たぶんこういう病気の児童生徒は普通教育の現場に多く在籍すると思われます。しかし、教員が支援の仕方を分かっていないと、そういった子供たちがうまく対応できないことになり、登校回数が減ったり、前向きな将来像が描けなくなったりするのではないでしょうか。

こういった普通教育に在籍する難病を持つ子への支援は病弱特別支援学校や肢体不自由校が支援できるような体制が必要かと思いました。

2013年2月12日火曜日

こんなサポートがあれば!〈3〉LD、ADHD、アスペルガー症候群、高機能自閉症の人たち自身の声 就労支援編

こんなサポートがあれば!〈3〉LD、ADHD、アスペルガー症候群、高機能自閉症の人たち自身の声 就労支援編

昨年の年末に出たばかりの本です。

当事者さんの体験談が中心の本ですが、かなり内容が充実しています。

就労支援編ということで、発達障害の方が企業で働く中でどのような困難があったり、どのような配慮でうまく適応しているのかが、よく分かります。

出てくる当事者さんは大体、3,40代以上の方が多く、その方たちが子どもの頃は発達障害の概念がなかったので、就職して、うまく適応できず、そこで受診して分かったということが多いそうです。

最近は障害者雇用の企業側も発達障害への理解が進みつつあり、制度の発達障害の方を雇うと、その企業に補助金が出る等の措置がるそうです。

本の中のコラムに役立つアイテムが出てきますが、タイムタイマー、構造化、スケジュール等、知的な遅れがなくても有効なんだなと思いました。

教育の現場、特に通常学級の現場では目前の課題に目がどうしても行きがちですが、将来就労するにあたって、どうのようなことがつまづきの原因になるのかを知っておくと教員にとっても、保護者にとってもかなり有効ではないかと思います。