2009年10月23日金曜日

小型扇風機でシャボン玉あそび

本日、午後の授業は中庭でシャボン玉あそびをしました。

最初、よく売っている電動シャボン玉機にBDアダプタ
をかませ、スイッチにつなごうとしましたが、うまくつながらず。

そこで小型扇風機にフロッピーケーススイッチ
をつなぎました。

夏の研修で、ダイソーの400円小型扇風機にBDアダプタを電池ボックスにかませなくても、後ろの電源用の穴に 接続プラグをそのまま差して使える改造方法を習っていました。

その方法で先日、改造したものを使うことに。

針金で作ったワッカにシャボン液つけ、小型扇風機の風でシャボン玉を飛ばしました。

昨日やったフロッピーケースの顔面スイッチオンの方法で、生徒はがんばり、顔を横に動かして、シャボン玉を作り、とてもうれしそうでした。
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2009年10月22日木曜日

顔面でスイッチオン!その2

クッションチェアづくりにいってしまったお子さんがもっどってきたときにはお話の授業が終了していました。

そのお子さんが電動わんちゃんを棒スイッチで操作して教員と遊んでいました。

しかし、手が自由には動きにくいので、フロッピーディスクケースのスイッチと交換。

教員が顔のほっぺにスイッチを 近づけました。

最初は教員がスイッチをほっぺに当ててて、わんちゃんを動かしました。

するとお子さんは何度かやっているうちにスイッチに圧力をかけるとわんちゃんが動くという因果関係がわかり、自分の意思で顔を動かし、何度もわんちゃんを動かしていました。

自分でおもちゃが動かせるので、うれしそうでした。

このケーススイッチだけだと硬くて味気ないのでもう少し、工夫しようと思います。
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顔面でスイッチオン!その1

 昨日に続き、本日の午後も移動教室の代休で早めに仕事が終わりました。

いよいよ我が学校でもインフルエンザが猛威を振るい始めました。

幸い罹患したのは元気なお子さんで、リスクの高いお子さんにはかかっていません。

リスクの高いお子さんの多いグループはかかかっていなくても、大事をとって休ませるご家庭があり、欠席者の多い今日この頃です。

 さて我がグループの出席者は3名となり、本日のお話の授業では内1名がクッションチェアの作成のため抜けてしまい、生徒2名だけで実施。

本日は「アリガトウ・サヨウナラ」のお話をプロジェクターで映すのみの授業となりました。

1回目はひととおりパワポのプレゼンテーションを見て終了。

でも、あまり見ていなかったので,もう1回やることに。

今度は画面の切り替えを、棒スイッチで生徒にやらせることにしました。

ノートパソコンに改造ゲームコントローラー

をつなぎ、ゲームコントローラのジャックに棒スイッチを接続。

JOY TO KEY
http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se101657.html

を作動させると、棒スイッチが左クリックの役目を果たします。

手がうまく使えないお子さんは顔のほっぺで、スイッチオン。

最初は因果関係がわからないようでしたが、続けるうちにわかってきたようで、自分の意思で顔を動かし、画面がかわると喜んで笑っていました。

受身だけでなく、自発的に活動ができて達成感をもってくれたようです。

2009年10月19日月曜日

String Thing With Black Light  (電動 蛍光色の紐 回転 装置?)



String Thing With Black Light というおもちゃを購入。

7月のマジカルトイボックス http://www.magicaltoybox.org/

の大会で展示されているのを見てからずっとほしかったのだが、やっとポケットマネーで買えました。

早速BDアダプターとスイッチをつないでセガレにやらせるとはまっていました。



本日、学校のわがグループの生徒に試してみました。

BDアダプターにつなぐとなぜか、電力が弱くなり、すぐ止まってしまいがち。

また「スイッチを操作して動く」という因果関係がわかりにくかったり、自分の意思で手が動かしにくかったりするお子さんもいるので、別にスイッチを使わせなくても、教員が動かして、回る紐に注目させたり、紐に触れて感じるだけでも十分よいかなと思いました。

大人がずっとやってもはまります。

2009年10月18日日曜日

移動教室 無事終了 (風船バレーで棒スイッチ付きドライヤー)



2泊3日の移動教室が無事、終了。

私の担当のお子さんが2日目で熱が出てしまい、帰宅しましたが、興奮による熱だったようで、帰宅後は平熱に戻ったそうです。

その他のお子さんは全員、大きな病気、怪我もなく全日程を終わることができました。

さて移動教室の活動のなかで風船バレー大会がありました。

重度、軽度のグループ分けなどはせず、全員参加の風船バレーだったのですが、私の担当の子は手が動かせません。

普通の参加の仕方では、すべて教員が手伝ってしまうことになり、活躍の場がなかなか見出せません。


事前学習では棒スイッチ付きミニ扇風機で風船を飛ばそうとしましたが、風力が弱すぎてダメ。















そこで

本番ではドライヤーで飛ばすことにしました。


使ってみたところ風力は十分で、相手コートまで飛ばすことに成功。

難点は100V交流電源が必要なため、コードと交流電源を棒スイッチにつなげるアダプターが必要。










そのため、移動するのにコードが邪魔くさくなってしまいます。

それよりなにより担当のお子さんが眠ってしまって起きず、寝たままの参加になってしまったので、ここまでやる必要があったのか?

でも他のお子さんにも使わせてあげたら、すごく興味をもって、いたそうです。

2009年10月14日水曜日

本日 移動教室 (mindmapでレジュメを作成)

本日より移動教室です。

夢の島のBumB(東京スポーツ文化会館)というところで2泊3日の活動をします。

生徒、教員含めて50人弱の大所帯ですが、無事故で楽しい活動にしてまいりたいと思います。

私、荷物係りとなりました。

クッションチェアやらバギーやらストレッチャーやら、個人の荷物も大荷物ばかりで荷物の移動も煩雑なので、手伝ってくれるボランティアさんに分かりやすいようにマインドマップで流れ(レジュメ)を作成。

画像を入れるとさらに頭に残り、イメージがつかみやすいですね。

マップに画像を入れるのは小さいデータに変換しないといれにくいです。

そこで便利なのが縮専というフリーソフト

http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se153674.html

サイズが伸縮自在で、お便りづくりにも威力を発揮します。

サイズが選択でき、画像をドラッグして埋め込むと好きなサイズにして即はきだしてくれます。

このフリーソフト、実は夏のマインドマネージャーの無料研修で教えてもらいました。

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2009年10月11日日曜日

車椅子のパンク修理


金曜の下校間際、生徒の車椅子の空気が少ないと思い、空気入れで入れようとしたら、プシューと音がして、全部抜けてしまい、その後何度空気を入れても入りません。

仕方ないのでそのままバスに乗せて下校させました。

あとで母親に確認するとバルブが根元から折れていて、いくら入れても空気が入らないとのこと。


急いでネットでチューブが売っているところを探しましたが、連休に入るため、迅速に手配はできないそう。

またパンサーといいう北欧製の車椅子のため、22インチの高圧に耐えられるチューブでないとだめ。

そこで見つけたのが株式会社テレウス さん
http://www.terreus.co.jp/
お店は休みにもかかわらず、通販には対応してくれ、日曜の午前中に我が家に到着。

先ほど生徒の家へ行き、10分で修理完了。

私はロードレーサーにのっているため、タイヤのチューブ交換はお手の物。

しかし22インチのタイヤは扱っている店を知らず、今回初めて知りました。

14日から移動教室があるので、早めに修理できてよかったです。

ありがとうテレウスさん!

2009年10月10日土曜日

改造ゲームコントローラー 別の使い方

前のブログで紹介した改造ゲームコントローラー。

技術科のパソコン授業で生徒が使用するために用意したのですが、トラックボールで用が足りたので、そのとき改造ゲームコントローラー結局未使用に終わりました。

で、お話の授業でパソコンのスライドショーをプロジェクターで投影する際、自分で使ってみました。

ノートパソコンの内蔵スピーカーから直接バイク音を出していたため、パソコンを投影画面の近くに置きました。

私は離れた場所からゲームコントローラーのスティックでカーソルを動かし、スイッチでクリックをしました。

このグループは生徒が絨毯近くの低い位置にいるため、パソコンや投影機も低い位置になっています。

この方法だと授業者が生徒の邪魔にならない位置から遠隔操作ができるため便利でした。

操作する教師が身動きがとれやすいので、発作や痰のからみ、吸引などが多いこのグループの生徒の緊急時の咄嗟の対応もしやすいと感じました。

また画面の切り替えを教師だけでなく、生徒にも棒スイッチ、フィルムケーススイッチなどで操作させることもできそうですね。
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2009年10月9日金曜日

赤いハーレーダビッドソン

赤いハーレーダビッドソンをイメージしてバイクの前輪の部分を作成。(片面色付きダンボール製)

この教材は「お話」の授業(国語にあたるもの)の教材です。

本来、私は重度重複の最も障害が重いといわれるグループの所属です。

グループの教室は絨毯が全面に敷いてあり、生徒は座椅子に座るか、教員に抱っこされるかして授業に参加します。


「アリガトウ サヨナラ」というバイクが登場する絵本スキャンし、パワポに入れ、Yutubeから録音したハーレーダビッドソンのエンジン音をスライドに挿入。

プロジェクターで投影し、スライドショーで1.2m四方ぐらいの大きさで見せます。

ハーレーの温かみのあるエンジン音は生徒たちにも好評だったようです。

そのあとトランポリンの前部に上記のバイクをとりつけ、トランポリンに生徒が乗って揺らし遊びをしました。
揺れの好きな生徒には楽しい授業になります。
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2009年10月8日木曜日

トラックボール プラス

昨日は技術科 パソコンの授業。「mindmapで自己紹介」の2回目。

前回の反省を生かして行った結果、よい授業になりました。

まず「自己紹介」というあいまいなメイントピックをから、今回もう少しテーマを絞り「好きなもの」からブランチ(枝)を広げていくよう提示。

そうするとみなスムーズに発想できたようです。

また2回目ということもあり、前回よりソフトの使い方に慣れてきていました。

またキーボードの長押しで同じ文字が続かないようにフィルタ キーという機能で、文字打ちの間隔を長くすることで防ぐことができました。

そしてトラックボール プラス という右の写真のものもとても有効でした。

右下の青いボタンでドラッグできるのですが、手の不自由な生徒もうまくできました。

今回のmindmanejer7liteのソフトを使った授業でよかった点。

○手の不自由な子でもmind mapを作りやすかった。

○それぞれの生徒のmindmapを見て、枝の広がり方、概念の偏り方に性格や障害の傾向性、ものの考え方がよく分かった。

○長文の文章を書くことが難しい肢体不自由の生徒でも短いフレーズを打っていくことで、自分の考えを比較的短い時間で表現しやすい。

○集中が途切れやすいお子さんもとても集中して取り組むことができていた。

以上です。
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2009年10月7日水曜日

改造ゲームコントローラー


ゲームコントローラーを改造し、マウスの機能があるものにしました。

マジカル トイ ボッス
http://www.magicaltoybox.org/
の本に改造の仕方が掲載されており、それを見て製作。

穴のところは各種の棒スイッチなどをとりつけると、それでクリック操作ができます。

それプラス 私のアイディアで方向スイッチのところに硬質発泡スチロールの棒をホットボンドで接着。

手がうまく使えないお子さんでもカーソルを動かせやすいようにしました。

ただjoy tokey
http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se101657.html
というフリーソフトをいれないと、カーソルを動かしたり、クリックしたりはできません。

スティックつきのコントローラーを買ってもよいのですが、そちらは2000円以上。この改造だと700円前後でできます。


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2009年10月1日木曜日

mindmapの授業の結果は?



昨日,中学部技術科の授業、50分間でmindmapの授業を行いました。

導入でメインティーチャーである私の自己紹介をmindmanajer8プレゼンテーション機能で説明。
大うけでした。(一番上の写真)


生徒も大いに興味をもってもらえましたが、最初ということもあり、実際生徒自身で作るのはなかなかうまくいかなまったようです。
右は生徒の作品です。
 
次回も行いますが、次回は最後の授業なので次回で終わりです。

次回はもっとうまくできるよう工夫したいと思います。

一番下の写真は支援機器で、手がうまく使えない生徒でも使いやすくなっているキーボードです。
今年度本校に入ったものですが、正式名称はわかりません。


以下今回の反省点です。

・キーボード打ち のIns(ブランチを伸ばす)とEnter(ブランチを増やす)、Delete(削除)の位置がわかりにくい。

・生徒が打っている間にかなうちとローマ字打ちがかわってしまい、生徒自身で変換できず、困っていた 。

・同じキーを長押ししてしまう。


・大まかな事柄から細かいこと事柄へ と広げていくことへの不理解。

・細かいことがらをカテゴリーに分けるのが難しい感じ 。

・キーボードの文字打ちが難しいためそのことだけに思考が集中していった。

・2回の授業ではソフトに慣れるには時間が少ない 。

・授業4回は必要 。

・パソコンソフトではmindmpの重要要素である、「色」「線の太い、細い」、「イラスト」を入れるのに技術が必要。

以上です。

やはり私の経験でも最初は手書きでどんどん描いていった方がマインドマップの魅力が分かりやすいとは思います。
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2009年9月29日火曜日

今日も大活躍クッシュボール

今日も昨日以上に大活躍しました。

午前中は常同行動が多いお子さんにもたせてみたところ、つかんだまま、しばらく凝視。

そのあと片手の親指と人差し指、中指でころころとこね始めました。

こねるとゴムがわさわさと動き、毛虫のようでもあり、また2色がグラデーション?のように動き、感触と視覚に訴えてきます。

そのお子さんは仰向けにねていたのですが、片手を天井方向にあげたまま、ずっとこねこね10分以上やっていました。

昨日のお子さんはつかんだままでしたが、こんな遊び方もあるんだと感心。

午後は学年の授業で認識の高いお子さんに投げてみて私と二人で投げ合っていましたが、そのうち、われもわれもとお子さんがさらに二人加わり、教員も3人混じって投げあいとなりました。

キャッチしても面白いし、投げてもおもしろく、また転がったものをとりにいくのも楽しい。

みな笑顔で30分弱あそべました。

学年は認識力の違うおこさんが集まるので、まとまって遊ぶことは普段難しいのですが、みんなで遊べたので、大盛り上がりでした。

写真は大活躍後、少しくたびれて、若干黒ずんできたクッシュボールです。
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明日の授業は「mindmapで自己紹介」


明日は技術科の授業でパソコンをやります。

当初はパソコンゲームでもと思っていたのですが、それでは面白くないのでパソコンソフトで生徒にマインドマップを作らせることにしました。

題して「マインドマップで自己紹介」です。

写真は明日の指導案をマインドマップ化したものです。


マインドマップのソフトで自己紹介のマップをつくってもらいます。

マインドマップは本来、手書きがよく、絵を入れるのがよいのですが、肢体不自由校のお子さんは字を書いたり、絵を描いたりするのが苦手な場合が多いので、パソコンを使います。

生徒もサブティーチャーもマインドマップは見るのも初めてだと思いますので、うまくいくかどうか・・・

また報告いたします。
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2009年9月28日月曜日

棒スイッチわんちゃん とクッシュボール



グループの生徒の自立活動で、椅子にまたぎ座位をしているときテーブルで手が手無沙汰になるので、おもちゃをさわります。

いつもはタオルを手に持ち口に入れることに興味が集中しがちなお子さんで普通のおもちゃではなかなか遊ばないのです。

それで最近棒スイッチのおもちゃで遊んでいます。

棒に触ったら犬が動くという因果関係の理解は難しいようですが、棒のウレタン素材とバネでビヨンと動く感触がよいのか棒にはよく触れます。

しかし今日はあまり棒スイッチにさわらなかったので、昨日のブログで紹介したクッシュボールを登場させました。

そうするとぐぐっと握り締め、これは何の感触?といった表情でしばらく握ったまま考えていました。

予想以上に効果ありでした。
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2009年9月27日日曜日

クッシュボール????


クッシュボールを購入してみました。

名前の由来は触るとくしゅっと音がするからだそうであります。

1986年にUSAで開発されたものらしい。

ビジネスパーソンのカリスマ神田昌典氏の『全脳思考』という本に出ていました。

p41に kooshballと出ていてUSAでは学校や企業で発言のきっかけすくりのツールとして用いられ、それぞれ投げあい受け取った人物が発言するとのこと。

実際自分もにぎっみたがはっきりいってゴム臭い。

さわり心地はまあまあですが、さすがに20年以上前にできたもの。

今ではもっと面白い感触おもちゃが出ています。

セガレに触らせたのが写真です。(風呂あがりのためオムツ姿で済みません。)
握るもよし、振り回すもよし、投げるもよし。

坂を転がすとゆっくりわさわさ動きます。
毛虫のようです。

ムーミンに似たキャラがいたような・・・

明日、グループの生徒の課題別で一緒に遊んでみたいと思います。

グループ会や学年会でのブレストにはちょっと勇気がいるかも・・・。


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羊毛ポーチ


羊毛ポーチです。
作り方はゴムマリに羊毛を巻きつけていき。ごみネットに入れてフェルト化させます。
乾燥した状態が1番目の写真です。
切れ目を入れてジッパーを縫い付けた完成品が2枚目の写真です。
裁縫は教員がやりました。
自分は裁縫が下手なので、雑になってしまいました。
同じようなものが2000円ぐらいで売っていました。
作業の販売品などにしてもよいかも。
とても簡単にできますよ。
重度のお子さんでもできる作業です。
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2009年9月26日土曜日

まるい 羊毛マット づくり

まるい羊毛マットを作りました。

2枚目の写真の円形に切った硬質の発泡スチロール盤にプチプチマットをセロテープでつけ、その上に羊毛を敷きつめます。

まるいもので生徒に連想させると 「ケーキ」「ピザ」「ドラえもん」などが思いついたらしく、そのとおりの色をえらんでいました。

ポイントは3枚目のごみネットです。これに羊毛を入れると型崩れしにくく、手の器用でない生徒も上手にフェルト化できます。

羊毛の授業をやっても特別支援学校の子は型崩れしやすいのが悩みでしたが、これなら重度のお子さんでもうまくフェルト化できます。

この授業では土台が平らで安定していたので、皆作業しやすいようでした。

羊毛は癒し効果があるらしく、教員も生徒もとてもよい表情でおとなしく作業していました。
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