2010年3月3日水曜日
ノートパソコンのPowerPoint教材をを至近距離で
2/2節分の鬼退治パワポの授業(1回で終了)の写真を見直していたら、信州カンファやら骨折やらで忘れていたことを思い出しました。
鬼退治パワポではスイッチを押して、ピッチングマシーンと鬼が爆発して消滅する画像をスクリーンで連動させました。
しかし、体調がいまひとつで、布団から出られず、スクリーンの見える位置まで行けない生徒がいました。
そこでその生徒のためにノートパソコンとプロジェクターの接続を外して、生徒の目の前にノートの画面をもって行きました。
音はミニギターアンプPUGで増幅。
スイッチは犬のパクパク人形を鬼に改造したものの頭にジェリービーンスイッチを装着。
臨場感があったようで生徒は画面に釘付けでした。
私が授業で使っているのはLET'S NOTEのCF-W5というやつで、3年前ぐらいのモデル。
とにかく軽くて高性能。
充電池もよく持つので、コードをささなくても3時間以上は十分OK。
持ち運びも便利です。
体調面で座位がとれにくく、横になっている場合が多い生徒にはこうやってノートパソコンを使うことも大事だと思います。
訪問の授業にも便利。
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気づいたこと
2010年3月2日火曜日
時限タイマー製作
先日購入した時限タイマーのキットを本日、半田づけしました。
初めての本格的な基盤製作ということで、躊躇していましたが、いざやってみると以外に簡単。
基盤にはもともと穴が空いていてそこにリレーやらダイオードやらの足を突っ込んで、半田づけするのですが、部品が安定するので、半田づけしやすかったです。
また部品も番号や記号で位置が決まっているので、回路図がわからなくても入れることができました。
合計で半田づけ約50箇所。
半田づけの成功例は富士山のような形がよく、銀色に輝くのがよい。
というのがなかなか実感できなかったのですが、これだけ半田づけを繰り返すと、その感覚がなんとなくつかめてきました。
先週、頼んでいた研究図書が我が校に届き、今日そのなかの一冊「おもちゃがいっぱい」という本を見ると、この同じ時限タイマーを使った工作例が載っていました。
この本、スイッチの教材もけっこう掲載されているのですが、なかなかマニアックな内容で、「おしっこセンサー」とか、手を叩くと神棚の神が出てきて「おしっこへいきなさい」としゃべるおもちゃとか、なかなか笑えるおもちゃが多数ありました。
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スイッチ教材
2010年2月28日日曜日
重度の生徒のコミュニケーションとVTR(動画記録)の重要性

信州カンファで購入した書籍『コミュニケーション支援の世界』 を精読しているところです。
この本の存在は前からなんとなく知ってはいたのですが、これほど重度の肢体不自由児のコミュニケーションについて特化して記した書籍とは思っていませんでした。
もっと早く出会っていればと思うぐらいです。
私が担当しているグループの生徒たちは健康面では医療的ケアが必要であったり、体力が弱く、発作が頻発したりするので、授業中と給食以外では布団で過ごしています。(経管栄養の生徒は注入のときも布団です。)
したがって授業中以外でのグループ教室内の配置は上の図のようになります。(絵が下手ですみません。)
我がグループの生徒は認知の面では、『コミュニケーション支援の世界』の内容によると「聞き手効果段階(Perlocutionary Stage):情動の表出・物への興味を示す行為・大人からの働きかけへの反応等はあるが、まだ信号として十分ではない。この時期では大人が子どもの行為の何らかの意図を表すとものとして受け取り、子どもの意図通りに返すことによってやりとりが成立する。」に相当する生徒たちです。
また手や足が自分では動かせない生徒がほとんどなので、大人が働きかけても、表情や目の動き、呼吸の仕方など反応が微細なものになってきます。
その微細な反応をとらえ、生徒に言葉で返してあげたり、ほめてあげたりし、それによって生徒が喜び、微細な反応が強化されていくことが、大事なコミュニケーションンになってきます。
しかし、一番多く接している担任の教師でさえ、すべての微細な反応を見逃さず捕らえることは至難です。
医療的ケアや姿勢の保持、排痰など、生徒の健康保持に追われているときはなおさら、そこまで、頭が回りにくくなります。

この本ではVTR記録を活かすことが重要だと述べられいて、その具体的な方法も載っています。
我がグループではなかなかじっくり一人ひとりの活動をビデオに録るのは難しく、研究授業で録ったときも一人ひとりの表情まではなかなかとらえられませんでした。
しかしここ最近重宝しているのがi-phoneビデオカメラ機能です。

3回ぐらいボタンを押せばすぐ動画が撮影できるので、ポケットからさっと取り出し、すぐ撮影できます。(2000円ビデオカメラは必要なくなりました。)
私の担当する生徒と大好きな身体の揺さぶり遊びをしながら、1分ほど動画を撮影。
生徒の自発的な表情が出やすいように、単に揺らすだけでなく、ところどころで、「ピッ」といいながら動きを止めてあげると「あれおかしいなあ・・、次もやってくれるのかなといった」といった表情が出たり、目を左右、上下に動かしたりなどの様子が動画で再確認できます。
また布団によこたわってスヌーズレンを目で追っている表情なども動画でよく確認できました。
保護者との個人面談のときもこのときの動画をパソコンの画面で見てもらい、様子がよくわかってもらえたようです。
こういった機器も使いながら、次のステップにつなげるコミュニケーションを考えていくのは大事だと思った次第です。
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医療的ケア
2010年2月25日木曜日
手作りCDプレーヤー学習キット(ソニー太陽さん来校)
CDケースと簡単な部品を組み合わせて原始的なCDプレイヤーを生徒一人ひとりに作らせてくれました。
円形の紙に黒い部分を塗ると、センサーが読み取り、いろいろな曲を鳴らしてくれます。
ソニー・太陽さんはソニーの系列ながら障がい者の方しか雇用しない会社だそうです。
ホームページを見ると企業理念や活動などとても興味深かったです。
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電動教材
2010年2月24日水曜日
時限タイマ(ラッチ&タイマの部品)購入
”時限タイマ
”と聞くと何か物騒なイメージがわきますが、 これで手作りのラッチ&タイマーを作製しようと思い、購入。
このキットは時限タイマ機能のみで、ラッチの機能はなさそうです。
実際、ラッチの機能はあまり使わないので、タイマー機能のみで十分。
ネットで京都の業者に発注。
1個約1000円でしたが、その他の部品を組み合わせれば2000円以内でできそうです。
しかしネットの写真では完成基盤のみしか写ってなかったので、まさかばらばらの部品で届くとは・・・
リレーにダイオード、たくさんの部品。
なかなか手ごわそうです。
一番下の写真は昨日授業で使ったミラーボールに、言語室から借りたラッチ&タイマーとスイッチをつないだ写真です。
スイッチのみでは押した間しか電源ONになりませんが、ラッチ&タイマーをつなぐと、一回スイッチを押して一定時間(時間を調節できる)ONの状態にできます。
ミラーボールのように一定時間回り続けないとおもしろくない装置にはラッチ&タイマーは不可欠。
しかし市販品のラッチ&タイマー
は1万円以上しますし、言語室にいちいち借りるのも面倒なので、自分で作ろうと思い立ちました。
しかし、いつできることやら・・
このキットは時限タイマ機能のみで、ラッチの機能はなさそうです。
実際、ラッチの機能はあまり使わないので、タイマー機能のみで十分。
ネットで京都の業者に発注。
1個約1000円でしたが、その他の部品を組み合わせれば2000円以内でできそうです。
しかしネットの写真では完成基盤のみしか写ってなかったので、まさかばらばらの部品で届くとは・・・
リレーにダイオード、たくさんの部品。
なかなか手ごわそうです。
一番下の写真は昨日授業で使ったミラーボールに、言語室から借りたラッチ&タイマーとスイッチをつないだ写真です。
スイッチのみでは押した間しか電源ONになりませんが、ラッチ&タイマーをつなぐと、一回スイッチを押して一定時間(時間を調節できる)ONの状態にできます。
ミラーボールのように一定時間回り続けないとおもしろくない装置にはラッチ&タイマーは不可欠。
しかし市販品のラッチ&タイマー
しかし、いつできることやら・・
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スイッチ教材
2010年2月23日火曜日
振動するガシャポン
信州カンファで展示されていた振動するガチャポンの作り方をSugiura denki先生からメールで教えていただきました。
とてもシンプルで美しいデザインにほれ込みました。
本日約30分で作製。
部品は年末年始に購入したもので大丈夫でした。
傾斜スイッチと振動モーターを使用します。
玉子型のおもしろいガチャポンで作製しましたが、玉子型だと傾け方が限定されて、なかなか振動しません。
やはりノーマルな形がよいようです。
とてもシンプルで美しいデザインにほれ込みました。
本日約30分で作製。
部品は年末年始に購入したもので大丈夫でした。
傾斜スイッチと振動モーターを使用します。
玉子型のおもしろいガチャポンで作製しましたが、玉子型だと傾け方が限定されて、なかなか振動しません。
やはりノーマルな形がよいようです。
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電動教材
2010年2月21日日曜日
信州特別支援教育カンファレンスで出会った本
(カミサンに拝みたおして出させていただきました。)
おみやげはSugiuradennkiの歯磨きタイマーと黒い定規で限界か・・・
午後、最初のセッションのあった大部屋は休憩所となり書籍販売コーナーがありました。
そこで気になる本を発見。
これは重たい障害のある子へのコミュニケーションアプローチの本でした。
特に重度の肢体不自由児とのコミュニケーションのアプローチとしてインリアル・アプローチや脳のMIR画像診断によるアセスメント、子どもの微細な反応を確認するためのビデオ撮影の大事さ等、勉強したかったことが盛りだくさんでした。
信州カンファに出てなかったら、一生目にしてなかったかもしれません。
1回見て、お金がないので買うのをためらったのですが、買ってよかったです。
こういう障害児教育の本が一同に並ぶ機会は少なく、ほしいと思ったときに買うのが大事かなと思いました。
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コミュニケーションについて,
書籍紹介
Droplet開発チームが新たにシンボルのダウンロードサービス開始

Droplet開発チームが
WEB上でデザインを公開していたDropsの基本語彙313語に加えて、最新語彙387語を加えた、合計700語のシンボルを2月19日からダウンロードできるようにしていくださいました。
ということでさっそくダウンロードさせていただきました。
今ままで登園拒否気味のせがれ用に幼稚園のシンボルをネットをさがしまくっていたのですが、なかなかよい画像がありませんでした。
しかし、今回はっきりよく分かる幼稚園のシンボルが!
とってもうれしいです。
信州カンファではDの部屋にずっといたので、詳しくはDropletの話が聞けず、残念でした。
セガレ用だけでなく、教育実践の場でしっかり活用させていただきたいと思います。
12年間のdocomoと決別しi-phoneに変えたのは当然このためです。
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信州特別支援教育カンファレンス
2010年2月20日土曜日
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